ちぃさんと浅草の焼肉店、『阿吽ノ和牛』で過ごす楽しい夜の続き。
肉の第一の皿、塩盛りが届く。
薬味も届く。
おろし大根ポン酢、醤油たれ、黒胡椒、岩塩。
上タンは厚切りで。
薄切り大判タンは葱を巻いて食べて下さいとのこと。
芯々(シンシン)はシンタマの中心部。
シンタマの四つの部位、シンシン、トモサンカク、カメノコ、マルカワの中で、シンシンは一番好きな部位。
そしてカイノミ。
暖かい日なので、隅田川が良く見えるように窓を開け放ってもらった。屋形船が川下に向かって通り過ぎる。
肉に合わせ、私が持ち込んだワインを抜栓してもらう。
リストラック・メドックのシャトー・フォンレオー、クリュ・ブルジョワ・シュペリュール、2015年。
リストラック・メドックを代表するシャトーの一つで、2015VTはGood year。
コルクの状態はとても良い。
店長さんが良いワイングラスを出してくれた。
カシスやプラムの濃厚な香り。
黒果実の凝縮感、スミレ、シガー、杉、黒い土の複層的なニュアンス。
タンニンは果実味に溶け込んで円やか。
セパージュ(作付面積)は、カベルネ・ソーヴィニヨン52%、メルロー44%、プティ・ヴェルド4%。
熟成は発酵槽で6ヶ月、オーク樽で6ヶ月。
乾杯。
良いグラスを出してくれた店長さんに感謝。
美味い肉には良いボルドーが合う。
上タンは軽く炙ってレモンで。
続いてシンシン。
柔らかな赤身が美味い。
カイノミはサシが美しい。
サシが入った肉は多くの量は食べられないので、この位のヴォリュームが丁度良い。
薄切りのタンはさっと炙る。
そして葱を巻き、レモンで食べる。
肉の第二の皿、焼きすきが届く。
薄切りのサーロインだ。
惚れ惚れするような綺麗な肉だ。
これはお店の方が焼いてくれる。
ちぃさんはミディアムレアで、私はレアでお願いする。
さっと炙った肉に生卵をのせ、醬油たれをかける。
美しい焼き色。
プリプリに盛り上がった生卵の黄身が可愛い。
卵の黄身を割り、たれと共に肉に絡ませる。
最高に美味い。
浅草の焼肉店、『阿吽ノ和牛』でちぃさんと過ごす楽しい夜は続きます。