上野広小路の気軽なフレンチ、『おフランス亭』でちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。
六本木の『エンパイア・ステーキハウス』でランチにシャンパーニュを三本飲み、「丸の内テラス」、「トウキョウ・トーチ・テラス」を回った後に、以前から気になっていた『おフランス亭』を訪問。
スパークリングワインの次は白ワインで乾杯。
オーストラリアのアンドリュー・ピースが造る、ワインメーカーズ・ノート、シャルドネ、バッチ106、2020年。
コスパ抜群の良質なワインで、自宅でも飲んだことがある。
チーズとトリュフのオムレツ。
トリュフの香りが素晴らしい。
オムレツはフワフワトロトロで美味い。
何だか懐かしい町の洋食屋さんのオムレツ。
ニース風魚介のサラダ、サラダ・ニソワーズ。
二人に取り分けるのは私の役目。
これは私の取り皿。
レタス、トマト、ブロッコリー、卵に魚介類が入り、アンチョビ・ドレッシングがかけられている。
こちらはちぃさんの取り皿。
魚介類も豊富で、エビ、タコ、イカ、サーモン、貝柱が入っている。
二杯目の白ワインは、スペインのパゴ・デル・ヴィカリオ、ブランコ・デ・テンプラニーリョ、2018年。
黒ぶどうから造られた、白ワインだ。
パゴ・デル・ヴィカリオはカスティーリャ地方で2000年に創設された新しいボデガで、革新的なワイン造りを行っており、この珍しいワインもその一環。
牛サーロインのシャリアピンステーキ。
シャリアピンステーキは、来日したロシア人のオペラ歌手、シャリアピンのために「帝国ホテル」の『ニューグリル』の筒井シェフが作りだした日本独自の料理。
歯の具合が悪いシャリアピンのために、叩いて薄く伸ばした牛肉を刻んだタマネギでマリネして柔らかくして焼いたステーキ。
シャリアピンステーキに合わせるワインは、スペインのボデガス・アルスピーデが造る、ムゼオ、シラー、2018年。
MUSEOはスペイン語で美術館。
このワインはオーガニックで、EUのオーガニック認証=ユーロリーフ、スペインのオーガニック認証=SHCのマークが付いている。
黒果実の香り、しっかりとした果実味、熟成感、しなやかなタンニンを持つ洗練されたボディ。
ぶどうはシラー100%、熟成はフレンチオークの樽で4ヶ月。
私はムゼオの二杯目。
ちぃさんはまたスパークリングワイン。
ちぃさんのスパークリングは、シャルル・バイィ、ブリュット・シュプリーム、ブラン・ド・ブラン。
こちらはちぃさんに取り分けた取り皿。
綺麗に盛りつけできた。
こちらは私の取り皿。
自分の皿はちょっと雑。
でも柔らかなシャリアピンステーキが美味い。
最後の写真は意味不明。
この辺りになるともうかなり酔いが回っている。
ランチ、ディナーと続けて流石に飲み過ぎた。
お店を出ると上野駅に歩いたようだ。
ちゃんと上野駅の写真を撮っているが、記憶は全く無い。
ちぃさんもどうやって帰ったか記憶が無いそうだ。
六本木、丸の内、常盤橋、八重洲、そして上野広小路で遊んだ、酔っぱらいの楽しい午後でした。