六本木の『エンパイア・ステーキハウス』でちぃさんと過ごす素敵なランチの続き。
ここはニューヨークの人気ステーキハウスが海外に初出店したお店。
肉が届くのに合わせ、赤ワインも出してもらう。
ベンド、カリフォルニア、カベルネ・ソーヴィニヨン、2019年。
ここは泡はシャンパーニュだが、赤・白のスティルワインは米国産。
ベンドのオーナーは、ダリオ・デ・コンティ。
大好きなシャルドネ、ブレッド&バターを手掛けたことで有名な醸造家。
赤ワインでも乾杯。
お店の頭文字”E”が入ったグラスはとても大きく、これで飲むと一層美味しく感じる。
カシス、プラム、ダークチェリーの黒果実の香り。
豊かな果実味とシルキーなタンニン。
スミレ、シガー、樽のニュアンスも心地よい。
ぶどうはカベルネ・ソーヴィニヨン100%、アルコール度数は13.5%。
カリフォルニアの太陽の恵みを感じる美味いカベルネだ。
ここのランチコースの肉は150gで、プライム・サーロイン、プライム・リブアイ、プライム・フィレから選ぶことができる。
他にもノルウェー産サーモン、チキン、パスタも選択できるが、勿論肉を選ぶ。
今回は二人ともリブアイを選択。
私はブルーレアで注文。
ブルーレアだと肉はカットされないで出される。
外側はカリッと焼かれているが、中は真っ赤で美味しそう。
でも脂身はちょっと気になる。
ちぃさんはレアで注文したので、二つにカットされて届く。
レアというよりミディアムに近いが、丁度ちぃさんの好みの焼き加減だ。
一緒に届いたのは、マルサラ酒のソース。
ほんのり甘みのあるこのソースが肉にあって美味い。
テーブルにはお店オリジナルのステーキソースも置かれている。
ベンドが肉に合って美味いので、二杯目。
広い店内は満席。
満席でもテーブル間の距離は充分にあり、特に私たちのボックスシートは他のテーブルから離れているので安心感がある。
肉を食べ終えると、再びシャンパーニュ。
飲んでいるシャンパーニュは、アイ村のメゾン、ラリエのブリュット、R.013。
アイ村で人気のメゾンのシャンパーニュは最高に美味い。
2013年産のぶどうが80%使われ、ぶどうの大部分がグラン・クリュ畑の物。
セパージュは、ピノ・ノワール56%、シャルドネ44%。
食後の口直しは生チョコレート。
結局今日もシャンパーニュを三本飲んでしまった。
赤ワインもたっぷり二杯飲んだので、かなり酔いが回った。
気が付くと、満席だった店内にも空席が目立ち始めた。
田村サーヴィス・キャプテンに見送られ、満腹満足で店をあとにする。
でも、これでおとなしく帰途に就かないのが酔っている証拠。
ちぃさんと過ごす、楽しい休日の午後は続きます。