池袋の何時ものホテル、『メトロポリタン東京』で彼女と過ごすまったりワインの楽しいステイの続き。
シャンパーニュはピペ・エドシック、エッセンシエル、エクストラ・ブリュット、白はアルフォンス・メロ、サンセール・ブラン、ラ・ドモアゼルを飲んだ後は、赤ワインを抜栓。
カリフォルニアのマシュー・フリッツが造る、ピノ・ノワール、ノース・コースト、2016年。
彼女はカリフォルニアのピノは好みではないのだが、私も飲む機会が無くセラーの肥やしになってしまいそうなので、敢えて持ってきた。
それなら何故買ったのかと言うと、このワインは友人の長尾さんが経営するワイン輸入会社、デプトプランニングの商品で、応援のために色々なワインを購入した内の一本なのだ。
少し濃い目のルビー色。
レッドチェリーやラズベリーの豊かな香り。
果実の凝縮感のあとには、スミレ、紅茶、黒い土のニュアンス。
綺麗なタンニンを持ち、仄かな樽香も心地よい。
ロシアンリバー近くのピノ・ノワールの銘醸畑の果実を用い、フレンチ・オークの樽で8ヶ月間熟成されている。
「このピノは美味しいわ」と彼女の評価も良く、ほっと一息。
赤ワインのお共にはフォルマッジオ。
ゴルゴンゾーラ・ピカンテ。
そしてブルーチーズにはハチミツ。
ルームサービスに温めを頼んでいた料理が熱々で戻ってきた。
ナトスで買った、カニクリーム白身魚包みオーブン焼き。
これはとても大きいので、一枚を二人で分けて食べる。
白身魚は何かと思ったら、鱈だった。
タルタルソースを付けて食べる。
クリーミーで美味い。
これもナトスで買った、黒毛和牛やわらかすね肉、赤ワインソース。
これは美味い。
肉は柔らかく、口の中でとろけてしまう。
まだ柿安ダイニングのローストビーフが残っているが、お腹がいっぱいなので明日に持ち越すことにする。
彼女がデザートの前にアイスクリームを食べたいというので、ホテルのそばのコンビニ巡りをすることに。
夜になるとロビーに人影は少ない。
客足が戻るにはまだまだ時間が掛かりそうだ。
セヴンを二つ回ったが、美味しいハーゲンダッツは無かった。
そこでローソンでチョコ系のアイスクリームを購入。
真ん中の生マフィンは明日の彼女のブランチのデザート。
私の濃厚チョコレート。
なかなか美味い。
アイスクリームのあとは、デザートの時間。
今夜のスイーツはヴィタメール。
ルームサービスでコーヒーをポットで持って来てもらう。
彼女のケーキは、秋の新作、シャテーニュ・ド・オール。
”ほんのりキャラメル風味のチョコレートムースにラム酒香るマロンブリュレとロッティマロンをとじこめて”とのこと。
私のケーキも秋の新作、シャルロット・レザン。
”口どけのよいレアチーズムースに旬の葡萄をのせて。甘酸っぱいカシスムースがアクセント”とのこと。
食後のスイーツは禁断の美味しさ。
何時ものホテルでのまったりワインの楽しいステイは続きます。