八重洲側の『サラベス東京』を出て次に向かったのは、丸の内側の新丸ビル。
地下から入り、長いエスカレーターに乗って一階へ。
この高い天井が好きだ。
今の時期、休日の午後でも人出は少ない。
ユナイテッドアローズはセール中。
他にも店舗を巡ったが、今年は禁酒令により高級フレンチにもイタリアンにも行けないのでお洒落をする機会が無く、洋服にも購買欲が湧かない。
そこで地下に下り、成城石井で食料品やワインを買うことにする。
ところが、リニューアルのため閉店。
先日来た時は営業していたのに、何と9月15日まで休業。
お隣の小規模店舗で営業中とあるが、品揃えはお惣菜やお弁当のみ。
仕方がないので向かい側にある日本食材のお店、えんを覗いてみる。
珍しい日本酒を見つけ、連れて帰ることに。
これが購入した日本酒。
”Faucon”とフランス語で書かれているので、最初はワインだと思った。
フォコンは英語でファルコン、鷹のこと。
ところが、日本酒だった。
山形県米沢市の浜田が醸す、フォコン 出羽の里 57 純米吟醸。
こちらは、フォコン つや姫 58 純米吟醸。
詳しくは、飲んだ時にテイスティング・ノートと共に。
帰宅すると手早くシャワーを浴び、冷蔵庫から冷えたスパークリングワインを取り出す。
ランチで飲んだノンアルビールでは満足できなかった。
ワインショップでワインを買った時に、特売中ですので是非と勧められた安いスパークリング。
スペインのボデガス・ロサノが造る、パラシオ・デ・クリスタル、ブリュット・キュヴェ。
安いスパークリングだが、ミュズレにはちゃんと造り手の名前が入っている。
グレープフルーツ、レモン、青リンゴの爽やかな香り。
果実味はあまり強くないが、ライムやミントのニュアンス。
アルコール度数は11%と低いので、がぶがぶ飲めてしまうスパークリングだ。
使用比率は不明だが、ぶどうは、アイレン、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルデホ。
あっという間に一本飲んでしまった。
気軽なスペインのスパークリングワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。