今夜は素敵にフレンチ・ディナー、メゾン ポール・ボキューズ、代官山 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

IMG_20210627_101809.jpg

私達のテーブルは、何時もサロンの一番奥、このステンドグラスの横。

ここからは広い部屋全体を見渡すことが出来るので、居心地が良い。

 

IMG_20210627_103433.jpg

アミューズ・ブーシュが届く。

トマトのガスパチョ。

その中には、サーモンのタルタルとフロマージュブラン。

 

IMG_20210627_211322.jpg

スプーンでサクッと切ると、サーモンのタルタルの下にフロマージュブランが見える。

上に乗ったクリームを合わせて食べる。

これは美味い。

夏に嬉しいアミューズ・ブーシュだ。

 

IMG_20210627_211341.jpg

ドゥラモット、シャンパーニュ、ブリュット、ブラン・ド・ブランを飲み干すと、大好きな造り手のソーヴィニヨン・ブランが出される。

 

IMG_20210627_211357.jpg

サンセールで19代続く名門、フランス最高の造り手の一人と称される、アルフォンス・メロのサンセール・ブラン、エドモン、2010年。

 

IMG_20210627_211419.jpg

10年の熟成を経て、濃厚な果実味に深い熟成感が加わり、素晴らしいボディを形成している。

良いぶどうを用いた白ワインだけが到達できる熟成の境地だ。

エドモンに使われるぶどうの樹齢は約40年~90年と古く、熟成に用いられる樽の新樽比率は60%と高い。

まさにサンセール最高のキュヴェと言える。

 

IMG_20210627_211439.jpg

熱々のパンが届く。

 

IMG_20210627_211452.jpg

お供のバターはエシレ・ドゥー。

 

IMG_20180715_225131.jpg

コロナ以前はこの形で二人に一つ出されていたが、今は包装を解いて半分に切られて個別に出されている。

 

IMG_20210628_194545.jpg

フランス産フォアグラのソテー、モリーユ茸添え、グリーンアスパラガスの温製、オランデーズソース。

 

IMG_20210628_194558.jpg

外はカリッと焼かれ、中はとろとろのフォアグラが美味い。

『ポール・ボキューズ』ではフォアグラは必須アイテム。

モリーユ茸は大好きなので嬉しい組み合わせ。

 

IMG_20210628_194611.jpg

産地を聞かなかったが佐賀県だろうか。

この季節は新鮮なグリーンアスパラガスが美味い。

 

IMG_20210628_194627.jpg

次の白ワインも素晴らしい造り手のもの。

ジャン・ルイ・シャーヴが造る、J.L.シャーヴ・セレクション、エルミタージュ、ブランシュ、2015年。

ジャン・ルイ・シャーヴは1481年創業で、現当主は16代目。

あまりに人気が高く、生産量が少ないドメーヌ物は高騰し手に入らなくなった。

そこで造られ始めたのが、購入葡萄を使ったセレクション・シリーズ。

 

IMG_20210628_194639.jpg

ぶどうはマルサンヌ100%。

ネゴス物と言いながら、実はドメーヌのぶどうが85%も使われている。

ぶどうはメゾン・ブランシュの畑のものが主体で、樹齢は50~60年と古い。

白い花の濃厚な香り、圧倒的な果実味と強いミネラル、オイリーでディスクも濃い。

それでいてエレガントな上質のボディ。

アルコール度数は14.5%もあるが、果実味が強いのでアルコールアタックは感じない。

 

IMG_20210628_194652.jpg

魚料理は、リヨンの『ポール・ボキューズ』本店のスペシャリティ。

甘鯛のポワレ、ジャガイモのクリスティヤン。

添えられているのは、ブリオッシュ。

 

IMG_20210628_195719.jpg

故ポール・ボキューズ氏の人気料理で、ジャガイモを小さく丸く薄切りにし、鱗に見立てて焼き上げている。

ブールブランソースに赤ワインソースを使って描かれた模様が美しい。

 

IMG_20210628_201905.jpg

ここは化粧室に通じる通路。

故ポール・ボキューズ氏の思い出の品が展示されている。

何か違和感があると思ったら、左の壁に掛けられていたラウル・デュフィの絵が無くなっている。

 

IMG_20201030_223351.jpg

これがその絵。

ラウル・デュフィは19世紀末から20世紀前半に活躍したフォーヴィズムの画家。

どうしたのか、次回訪問する時に聞いてみよう。

彼女と過ごす代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』での素敵な夜は続きます。