7月14日はパリ祭、フランスではFete nationale francaise、共和国の成立を祝う建国記念日。
毎年『メゾン ポール・ボキューズ』で開催されるパリ祭のパーティーに参加していたが、今年は悲しいことに緊急事態宣言発出となってしまった。
そこで、先月下旬に訪問した記事をアップすることにする。
大好きなフレンチ・レストラン、『メゾン ポール・ボキューズ』には昨年の12月末に訪問して以来、緊急事態宣言発出、そして度重なる延長により半年近くも訪問できなかった。
予約が4回流れた後、ようやく緊急事態宣言が解除され、6月下旬に訪問。
彼女と恵比寿駅で待ち合わせ。
まずは恵比寿様にご挨拶。
車に乗って向かったのは、「代官山フォーラム」。
しばらく来ない間に緑が濃くなっている。
見慣れた『メゾン ポール・ボキューズ』のサインに迎えられる。
前身の『シンポジオン』時代を加えると、ここには数十回は来ている。
店は「代官山フォーラム」の地下全体を占めている。
中央の階段を下り、エントランスに向かう。
エントランスで先﨑支配人、原田マダムに迎えられる。
私達の到着を知り、大友ソムリエもダイニング・ルームから挨拶に出てきてくれた。
「グランメゾン東京」の撮影の時には、エントランスのこの銘板の場所には”gaku”と書かれていた。
彼女がお化粧直しの間、バーで一休み。
このアールヌーボー調のデザインが寛ぎの空間を生み出している。
バーの外には先程下ってきた階段。
この左側に今夜の食事の部屋、サロンがある。
本来のダイニングルームはエントランスを入って左側に長い廊下を進んだ先にあるのだが、コロナ禍の今は閉じられ、より広いサロンが使われている。
バーの隣には、美しいラウンジ。
5月にはこのラウンジを貸し切りで友人達と食事の予定だったが、緊急事態宣言で中止となってしまった。
彼女が戻り、先崎支配人がサロンの中のテーブルに案内してくれる。
サロンの中には今夜のワインが種々準備されている。
私達の席はサロンの一番奥の何時ものテーブル。
彼女と私の間にはアクリルのパーテーションが置かれ、対策が一層強化されている。
このナプキンを見ると、また代官山の『メゾン』に来たのだと実感する。
最初のワインは、シャンパーニュ。
ドゥラモット、ブリュット、ブラン・ド・ブラン、プール・ヒラマツ。
サロンの姉妹メゾンのブラン・ド・ブラン、夏に最適な素晴らしいシャンパーニュだ。
シャンパーニュのお供は、グジェールとマカンボのキャラメリゼ。
ここのグジェールはチーズが濃厚で美味い。
マカンボはペルーやブラジルなどの熱帯アマゾンのスーパーフードで、
別名はホワイトカカオ。
彼女と過ごす代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』での素敵な夜は続きます。