一昨日の午後6時、やっと一回目のワクチン接種を受けた。
昨日は上腕部は痛いものの体調に変化はなく、午前中に約二時間の長距離ウォーキングを楽しむことが出来た。
そして一日半が経過した今朝は腕の痛みも消え、極めて快調。
月末の二回目の接種を待ち遠しく思っています。
6月下旬のこと、北千住でちぃさんと待ち合わせ。
この日も雨の一日だったが、夕方になると青空が顔を出した。
二人で向かったのは、宿場町通り。
宿場町通りから左折し脇道に入ると、目的のお店に至る。
ビストロの、『アス・ア・ヴィヴァン』。
2020年2月に開店した新しいお店。
立看によると、自然派ワインとフランス田舎風ビストロ料理のお店なのだそうだ。
メニューは壁一面を占める大きな黒板に書かれている。
ここにはワインリストは無い。
オーナーシェフの加藤さんに好みを伝えると、候補のボトルがテーブルに5本届き、詳しく説明してくれる。
その中から選んだワインは、ロワール、トゥーレーヌのフランツ・ソーモンが造る、アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール、ソーヴィニヨン、2019年。
フランツ・ソーモンはロワールを代表する自然派ワインの造り手。
ちぃさんと白ワインで乾杯。
このワインはフランツ・ソーモンが新しく始めたネゴシアン物。
ロワールとガスコーニュの二つの地域のソーヴィニヨン・ブランを使って造られている。
そのためか、白い花やグレープフルーツのニュアンスに加え、黄桃やパッションフルーツのニュアンスを感じる。
豊かな果実味、酸、塩気を含んだミネラルが豊かな美味いソーヴィニヨン・ブランだ。
シャルキュトリ・ヴァリエを二人前。
加藤シェフが顔を出し、「飲まれているワインにはメロンが合うと思うのですが、シャルキュトリにメロンを添えていいですか」とのこと。
味のバランスにとてもこだわりを感じ、「はい、メロンでお願いします」と応答。
メロンでなければ何だったのかは聞き忘れた。
豚肉のパテ・ド・グランメール。
シェフの得意料理のようだ。
エミリア・ロマーニャのプロシュート、原木切り落とし。
皮付き豚バラ肉のリエット。
エノキのマリネ。
豚ほほ肉のプロシュート、マグレ鴨の生ハム。
お供はマスタード。
二人に取り分けてもたっぷりの量。
ワインにも良く合い、一つ一つの料理がとても美味い。
サラダ・キャロットラペ・オランジュ。
このヴィジュアルは驚き。
今まで食べたキャロットラペの中で、これが一番美味しいと思う。
とても複雑な味わいで、多くの味が素晴らしいハーモニーを奏でている。
シェリーヴィネガーを使い、オレンジがたっぷり入っている。
北千住の新しいフレンチ、『アス・ア・ヴィヴァン』でちぃさんと過ごす楽しい夜は続きます。