6月上旬のウォーキング。
一向に梅雨の兆しの見えない6月上旬は青空が広がっていた。
濃くなった緑と青い空、そしてぽっかりと浮かぶ白い雲。
のどかな景色を眺めながらのウォーキングは気持ちが好い。
生垣に咲いている白い花は、クチナシ(梔子)。
春の沈丁花、秋の金木犀と並び称される三大香木の一つ。
アカネ科クチナシ属の常緑低木で、日本南西地方原産。
秋には橙赤色の実を付け、黄色の染料として用いられるとともに、山梔子(さんしし)と言う名で漢方薬としても使われている。
花言葉は、”とても幸せです”、”優雅”。
これは、八重咲の梔子。
花も大きく、香りも強いが、実は生らない。
可愛い花を咲かせているのは、アメリカシャクナゲ(カルミア)。
北米・キューバ原産の常緑低木。
五角形の花も綺麗だが、金平糖のような形をした蕾がとても可愛い。
花言葉は、”大志を抱く”、”野心”。
真っ白の花を咲かせているのは、キョウチクトウ科キョウチクトウ属のキョウチクトウ(夾竹桃)。
原産地はインド。
赤やピンクの花も綺麗だが、今回は白い花の特集。
丈夫で成長が早いので街路樹や生垣等に多く使われているが、毒性が強いので要注意。
枝を箸にして使っただけでも中毒を起こすし、薪にして燃やすとその煙にも毒性がある。
花言葉も、”注意”、”危険”、”用心”と、毒性に注目したものばかりだ。
純白の美しい花が咲いている。
百合にそっくりだが、葉の形状は全く異なる。
これは、クリナム・パウエリーアルバで、別名はアフリカハマユウ。
アフリカ原産の、ヒガンバナ科クリナム属の多年草。
これがクリナム・パウエリーで、その白(アルバ)がパウエリーアルバ。
熱帯・亜熱帯原産なので寒さには強くないが、耐寒性の品種を選べば関東でも充分に地植えで育つ丈夫な植物だ。
花言葉は、”どこか遠くへ”、”あなたを信じます”、”快楽”、”清潔”。
基本的にハマユウと同じ花言葉のようだ。
初夏の白い花に癒されたウォーキングでした。
ジムでの筋トレのあと、近くのKALDIに顔を出す。
別に買いたいものがある訳ではないのだが、トレーニングの後はお腹が空いているので何かと買ってしまう。
チーズはフランスのコンテとブリー。
このコンテ、熟成による濃厚な旨みが癖になる。
生ハムは何時もこのハモンセラーノ。
ワインのお共には、干し無花果とイタリア・フレッシュ・オリーブ。
小腹が空いた時のスイーツは、パンダの杏仁豆腐。
抹茶味が好きなので、何にでも使える宇治抹茶クリームを二個。
ワインは買うつもりはなかったのだが、セールになっていたのでカリフォルニアのピノ・ノワールを買ってしまった。
カリフォルニアのピノにはがっかりすることが多いので、普段は買わないようにしている。
アメリカ産のピノを買うなら、オレゴンかワシントンだ。
セールで安くなっていたのでつい買ってしまったのは、フォレスト・ヴィル、ピノ・ノワール、2016年。
フォレスト・ヴィル・ヴィンヤーズが造るピノ・ノワール主体のワインだが、畑の位置、セパージュは不明。
色合いは淡いルビー色。
香りは控えめだが、レッドチェリーやストロベリーの心地よい香り。
口に含むと雑味の無いクリアーな果実味で、マイルドな酸とタンニンとのバランスも良い、綺麗なミディアム・ボディ。
この価格帯にしては驚きの出来栄えだ。
もちろんブルピノとは較べることは出来ないが、これはこれでデイリーワインとしては充分に楽しめるレベルだ。
KALDIのコスパワインのレベルの高さに驚いた、今夜のお家ワインでした。