守谷の鮨屋、『吉右ヱ門』でちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。
アサヒスーパードライの生ジョッキを飲み干すと、次の飲み物で乾杯。
ちぃさんは、ニッカの竹鶴ピュアモルトのハイボール。
さすが地元の高級店、良いウイスキーを使っている。
私の飲み物は、山形県天童市の出羽桜酒造が醸す、出羽桜 純米吟醸。
使用米は出羽燦々、酵母は山形酵母を用い、精米歩合は50%。
グラスは小さいが、桝にたっぷりこぼしてくれるのが気持ち良い。
お店の酒のリストには、有名どころがずらりと並ぶ。
飛露喜、伯楽星は四合瓶のボトル売りでグラスでのサービスが無いのは残念。
次のページには、日本酒、ウイスキー、梅酒。
この次のページは焼酎。
刺し盛りの次は、ふぐの唐揚げ。
これも美味い。
このお店の名物が西京漬けと知り、銀鱈の西京焼きを注文。
名物だけあり、とても美味い。
次回来る時は事前に予約し、西京漬けの詰め合わせを買って帰ることにしよう。
ちぃさんもハイボールの次は日本酒。
福島県会津若松市の宮泉銘醸が醸す、寫楽 純米酒。
使用米は不明だが、精米歩合は60%。
宮泉銘醸には一度訪問したことがあるので、馴染みのある蔵だ。
私は、出羽桜の次は、岐阜県多治見市の三千盛が醸す、三千盛 純米大吟醸 からくち。
美山錦を45%まで磨きこんで醸されている。
吟醸香は控えめ、とてもクリアーで切れの良い辛口。
刺身などの和食に最適な酒だ。
刺身を食べ終えたので、名札を並べてみる。
これ以外に名札が付いていない大トロと帆立が盛り込まれていた。
「まるで卒塔婆みたいだね」と言って、ちぃさんの顰蹙を買ってしまった。
ちぃさんの二種類目、私の三種類目の酒は、山口県岩国市の旭酒造が醸す、獺祭 純米大吟醸 45。
山田錦を45%まで磨いて醸した酒は、安定の美味しさ。
5月24日の日経新聞朝刊に掲載された旭酒造の意見広告に賛同し、獺祭が益々好きになった。
これがその意見広告。
〆には握りずしを注文。
店長お薦めの、おまかせにぎりは充実の内容。
大トロが二貫、赤身、鯵、真鯛、いくら、雲丹、帆立、穴子、芽葱、そして玉子焼き。
巻物はトロタク。
あらの味噌汁はお店のサービス。
すっかり満腹になり、満ち足りた思いで店をあとにする。
このお鮨屋さんは、店の雰囲気、料理の品揃えなど、とても懐かしい感じがする。
料理屋ネタの質も高いので、また来たいと思う。
ちぃさんと過ごす守谷の楽しい夜は続きます。