池袋の何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で彼女と過ごす、まったリワインの楽しい夕べの続き。
シャンパーニュの次は、ボルドーの白を抜栓。
ペサック・レオニャンのトップ・シャトー、ドメーヌ・ド・シュヴァリエのベルナール家がソーテルヌで造る辛口の白、クロ・デ・リュンヌ、キュヴェ・リュンヌ・ダルジャン、2014年。
このワインのファースト・ヴィンテージは2012年。
2012年、2013年、2014年と飲んできたが、2014年は熟成が早く、2013年よりも早くから美味しく飲むことが出来た。
7年近い熟成の時を経て、一層ボディは重厚さを増し、グラン・ヴァンの風格を身に着けている。
セパージュは、セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%。
セミヨンはソーテルヌの貴腐ぶどうを一部使っているので、味わいに深さと複雑さが加わっている。
フロ・プレステージュのホワイトアスパラガスのマリネ。
合わせているパンは、ポンパドウルのプチアンリシール。
ホワイトアスパラガスはシャキシャキで美味い。
このあと、フロ・プレステージュのスモークサーモンと野菜のマリネサラダも食べたが撮影忘れ。
この写真は翌朝の残り物を撮影したもの。
まだ暗くなるには早すぎる時間だが、空が厚い雲に覆われているので薄暗くなってきた。
ルームサービスに温めに出していた料理が戻ってきた。
プラスチックの容器から皿に移し、ラップをかけて熱々で届いた。
アジアンサラダのソフトシェルクラブ春雨炒め 旨み醤油たれ。
ソフトシェルクラブは大好物。
とても美味い。
柿安ダイニングの黒酢酢豚。
以前より豚肉の切り方が小さくなっている。
久し振りに買ったが、これも美味い。
白ワインはまだ残っているが、赤も抜栓。
ボジョレーの帝王、ジョルジュ・デュブッフが造る、シェナス、プレステージュ、2009年。
ボジョレーの格上ワインのクリュ・ボジョレーには10個のクリュがある。
この中で好きなのは、ムーラン・ナ・ヴァン、フルーリー、モルゴン。
このシェナスは一番小さなクリュで、ムーラン・ナ・ヴァンに隣接している。
ジョルジュ・デュブッフのプレステージュは良いぶどうが収穫された年にのみ生産されるワインで、2009年はまさにA good year。
コルクの状態はとても良い。
思ったよりもボディが強く、充分な熟成感を持ち、12年弱の熟成期間を経てまだまだ若々しさを保っている。
やはりジョルジュ・デュブッフのプレステージュ・シリーズは美味い。
ぶどうはガメイ100%。
柿安ダイニングのローストビーフ。
写真では白く写っているが、断面は充分に赤い。
ガーリックソースをかけて食べると頗る美味。
でも撮影忘れ。
食後はデザートの時間。
今回のデパ地下スイーツは、ヴィタメール。
コーヒーはポットでルームサービスに注文。
彼女は撮影前にもうコーヒーを飲んでいる。
彼女が選んだのは、ショコラ・エクアドル。
”エキゾチックな香りが特徴のエクアドル産カカオ豆を使用した濃厚なチョコレートムースに、果肉入りのパイナップルコンフィチュールを閉じ込めて”とのこと。
私のは、シュマン。
”甘酸っぱいフレーズフランボワーズムースに爽やかなオレンジコンフィチュールとミルクチョコレートムースを閉じ込めて”なのだそうだ。
ホテルの屋上庭園には山法師の花。
雨は降り続いている。
屋外はかなり薄暗くなっているが、スマホのカメラが露光を自動調整してくれるので暗く写らない。
シャワーを浴びた後は、ベッドに横になって残ったワインを飲みながらしばしBBCの報道番組を観る。
前回ここに来た時は、ダイアナ妃インタヴューを巡るBBCのスキャンダル、その前の時はエディンバラ公フィリップ殿下崩御のニュース一色だった。
今夜はイランの大統領選で保守強硬派のライシ師の勝利を伝えた後は、バイデン大統領のカトリック教会との関係に関する報道。
アメリカ合衆国はプロテスタントの国だが、カトリック信者も全人口の22%を占めている。
そしてバイデン大統領はジョン・F・ケネディに続く、史上二人目のカトリック教徒の大統領なのだ。
そのバイデン大統領に対し、カトリック教団全米司教会議が「聖体の秘跡」を施さないと賛成多数で決めたのだ。
決議内容は「人工妊娠中絶を支持する教徒全てに『聖体の秘跡』を施さない」というもので、賛成73%、反対24%で可決された。
人工妊娠中絶に対し、「個々人の問題であり女性には選ぶ権利がある」との立場を表明しているバイデン大統領に対し、カトリック教会がNoを突きつけたことになる。
興味深い報道だが、眠くなってきた。
彼女と過ごす、「メトロポリタン東京」での楽しいステイは続きます。





















