4月中旬のこと、大手町でちぃさんと待ち合わせ。
向かった先は、「丸の内テラス」。
ここは日本興業銀行の本店があった場所なので、ビルの名前は「みずほ丸の内タワー」。
エレベーターで向かった先は、10Fにある『THE UPPER』。
お店は9Fと10Fの2フロアーを占めているが、高級レストランの9Fはまだ開業せず、カジュアル・レストランの10Fのみでの営業。
この時期に満席は驚き。
もっと驚いたのは、ここは女性に人気のお店のようで、男性客が私を含めて二人しかいないこと。
そしてさらに驚きが。
「やはりあの高原さんでしたね。予約が入った時にきっとそうだと思いました。お久し振りです」と挨拶に来られたのは、石井支配人。
丸ビルのフレンチ、『サンス・エ・サヴール』の支配人をされていた時にお世話になった。
『サンス・エ・サヴール』を辞めたあと、どうされているのかと思っていたが、『THE UPPER』で再会できるとは、嬉しい驚き。
「今日はいっぱい飲んでください」と、シャンパーニュが注がれる。
ちぃさんと乾杯。
冷えたシャンパーニュが美味い。
抜栓したシャンパーニュは、ローラン・ペリエ、ブリュット、ラ・キュヴェ。
1812年創業の家族経営の名門メゾン。
平均クリュ率94%の格付け畑のぶどうが使われ、瓶内熟成期間は48ヶ月ととても長い。
セパージュは、シャルドネ50~55%、ピノ・ノワール30~35%、ピノ・ムニエ15~20%。
ナイフはポルトガルのICEL(イセル)。
柄はローズウッドだ。
前菜はレタスのサラダ。
とても面白いヴィジュアル。
レタスの中に何が入っているのだろう。
ザクっとナイフを入れると、中にはたっぷりのクリームチーズ。
これは美味い。
パンも届く。
一本目をあっという間に飲み干し、二本目を抜栓。
やはりローラン・ペリエは美味い。
メイン料理が届く。
肉料理と魚料理のどちらかを選べるが、二人とも肉料理を選択。
4月は中東料理がテーマで、肉料理は交雑牛のシシカバブ。
5月はイタリア料理なのだそうだ。
香ばしく焼かれた千葉県産のイチボ肉が美味そう。
敷かれているのはフムス。
ソースは、パクチーと青唐辛子のソース。
食後のスイーツはコーヒーと共に。
デザートはプリン。
そしてスイーツの後も、シャンパーニュ。
飲んでいるローラン・ペリエは三本目。
シャンパーニュを飲み過ぎてすっかり出来上がって『THE UPPER』をあとにする。
「丸の内テラス」には特徴のある店が揃っているので、制覇したいと思っている。
ちぃさんと丸の内で過ごす楽しい休日の午後は続きます。