今日はともさんに教えていただいた、新国立劇場バレエ団のコッペリアを鑑賞。
とても楽しい二時間弱でした。
でも、コッペリウスがちょっと可哀そう。
まだご覧になっていない方は、5日、8日にも無料ライブ配信を楽しむことができます。
「東京ミッドタウン日比谷」の『バーマン』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
『バーマン』は、新潟のワイナリー「カーブドッチ」と、代官山のレストラン『アタ』のジョイントのレストラン。
ワインはもちろん「カーヴドッチ」のもの。
前回は動物シリーズのもぐら(シャルドネ)、2017年を飲んだ。
今回はピノ・ノワール、2018年を選ぶ。
新潟の「カーブドッチ」にはオーベルジュもあり、是非行きたいと思っていたところ、新型コロナ感染拡大により行けないままになっている。
美しい淡いルビー色。
フランボワーズ、ストロベリー、レッドチェリーの香り、そして仄かな樽香。
綺麗な果実味に、酸味、タンニンのバランスが素晴らしい。
日本でこんなに美味しい薄旨系のピノ・ノワールが造られていたのかと驚く。
壁の黒板に書かれた今夜のメニューから、何品か注文。
私達の横のシンクで何かを洗い始めた。
何かと思って手元を覗き込むと、牡蠣。
三陸産生牡蠣シャンパンヴィネガー。
ぷりぷりの身が大きく、口いっぱいになる。
これは美味い。
まぐろのグリルとスライスチーズのサラダ。
この料理は、以前は”マグロのうなじとパルメジャンチーズ”という名前だった。
旧名の方が内容がよくわかるのに、何故変更したのだろうか。
まぐろのうなじ、つまり頭の後ろの肉をさっと炙ったもの。
今夜は置かれていないが、以前は鮪の頭がカウンターの前に置かれていた。
(写真は前回訪問時の撮影。)
うなじ肉は、この頭頂部の肉。
二人に取り分けるのは私の役割。
何度食べてもこの料理は美味い。
桜エビとふきのとうのタルトフランベ。
ピッツァのような料理だ。
6ピースに切り分けられ、各ピースにふきのとうがのっている。
桜エビもたっぷり。
適度の塩気があり、ワインが進む。
日が暮れ、カウンター上に火が燈される。
メイン料理は、魚介と野菜のブイヤベース。
グリルされた鮃はとても大きい。
海老とムール貝。
二人に取り分けてもたっぷりの量がある。
海老が好きな彼女には海老を二尾。
私の皿には海老は一尾だが、ムール貝は二個。
茄子、インゲン、パプリカも美味い。
スープは残し、これでリゾットを作ってもらう。
優しい果実味のピノ・ノワールがブイヤベースにも良く合う。
〆のリゾット。
魚介と野菜の旨みを米が吸収し、とても美味い。
シェフと店長が揃って見送ってくれ、店をあとにする。
日比谷公園の緑は宵闇の中に沈んでいる。
店を出ると、テラスから館内に入る。
緊急事態宣言が解除され、蔓延防止等重点措置の適用前だが、夜早い時間でも日比谷アーケードに人の姿は少ない。
彼女と過ごす、日比谷での素敵な夜でした。