4月上旬のウォーキング。
新緑が青空に映えている。
珍しい花を見付けた。
これはアケビ科のムベ(郁子)。
アケビにそっくりだが、アケビより葉が少し大きい。
ムベもアケビと同じく実が生るが、アケビの実が熟すと裂けるのに対し、ムベの実は裂けない。
ムベの名前は、天智天皇が長生きの夫婦からこの実をもらい食べた時に、「むべなるかな」、つまりこの実を食べれば長寿は当然のことだと言ったことに由来するそうだ。
ムベの花言葉は、”愛嬌”。
紫の綺麗な花が咲いていた。
これは、北米大陸、ユーラシア大陸原産の宿根草、セイヨウオダマキ。
セイヨウオダマキの花は紫が多いが、花の種類は多岐に及ぶ。
花言葉は、”思い出の恋人”、”勝利の誓い”、”愚か”、”暗愚”。
山吹の花を見付けた。
山吹は日本・中国原産の落葉低木。
花には一重と八重があり、八重は雄蕊が退化して実が生らない。
後拾遺和歌集の兼明親王の”七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき”の歌は有名。
花言葉は、”気品”、”崇高”、”金運”。
こちらは白山吹。
山吹色という言葉があるくらいなので、山吹と言えば黄色の花。
でも白山吹という植物もある。
葉はそっくりだが、良く見ると花は少し違っている。
山吹は5弁だが、白山吹は4弁で、雄蕊も短い。
山吹はバラ科ヤマブキ属、白山吹はバラ科シロヤマブキ属なのだ。
実は山吹にも花弁が5枚の白花山吹という種類もあるのでややこしい。
花言葉は、”細心の注意”、”気品”、”崇高”。
芝桜も美しく咲いている。
これは花が大きいダニエルクッション。
ここでは二種類の芝桜の競演。
こちらはダニエルクッション。
少し花が小さいのは、スカーレットフレーム。
芝桜の花言葉は、”臆病な心”、”希望”、”忍耐”、”合意”、”燃える恋”、”温和”。
今回も美しい花に癒されたウォーキングでした。
二度目のスナップエンドウの収穫。
一度目に較べ実が大きく育ち大きさも揃っている。
今夜もオーストラリア応援ワイン。
ウルフ・ブラスが造る、イーグルホーク、シャルドネ、2020年。
オーストラリアのワイナリーの内で、私が最も多くの本数を飲んでいるのは、ウルフ・ブラスとグレッグ・ノーマン・エステート。
グレッグ・ノーマン・エステートはメルシャンが代理店だったが、メルシャンがキリンに買収された時に代理店契約を解消してしまい、日本では手に入らなくなってしまった。
最後に飲んだグレッグ・ノーマンのワインの記事はこちら。
ウルフ・ブラスの特徴は、鷲の絵とエチケットの色。
全てのシリーズに鷲の絵が使われ、グレードはエチケットの色でわかるようになっている。
最高級のプラチナラベル、その次のブラックラベルはとても高価。
更に、グレーラベル、ゴールドラベル、イエローラベル、レッドラベルと続く。
この全てのグレードを飲んだことがあるが、やはり上級クラスは素晴らしく美味い。
今ではプラチナラベルは高くて手が届かないのが残念だ。
イーグルホークは、この色別のラインナップとは別のデイリーワインのブランド。
それでも品質の高さには定評がある。
グレープフルーツ、熟した洋梨の香り。
液温が上がってくると、パッションフルーツのニュアンスが顔を出す。
口に含むと、カリン、ハチミツ、ブリオッシュのヒントも。
そして後味にはグレープフルーツの軽い苦み。
この価格帯にしては素晴らしい出来のシャルドネだ。
オーストラリア応援ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。