セラーから取り出したワインは、グレッグ・ノーマン・エステートが造る、シャルドネ・エデン・ヴァレー、2010年。
グレッグ・ノーマンは、シャークの愛称で親しまれている、プロ・ゴルファー。
とても野性的で男らしく、今でも人気が高いゴルファーである。
その人気の理由の一つは、ワイルドな見た目とは異なり、とても知的で繊細な人間性にあるのかもしれない。
そして、成功を収めたビジネスマンでもあるのだ。
そのビジネスとは、ワイン生産と、芝生の生産。
グレッゴ・ノーマン・エステートでは、素晴らしいシラーズ、カベルネ・メルロー、スパークリング、そしてこのシャルドネを生産している。
シラーズが一番有名だが、このシャルドネもただ者ではない。
豊潤な大地の実りを感じさせながら、過度に重くなく、洗練されている。
まさにグレッグ・ノーマンのようなシャルドネなのだ。
メルシャンが輸入取扱いを止めてしまったので、正規輸入品が手に入らなくなってしまった。
今度米国に行った時に、大量に仕入れておきたいと思う。
素敵なお家ワインを楽しんだ、夜でした。