先日、オーストラリア大使館で開催された、オーストラリア&ニュージーランド・ワイン・テイスティング・パーティに彼女と共に出席した。
ゲートの前には、パーティ出席者の列ができている。
着飾った参加者が、大使館前の道に列を作っているのも違和感がある光景だが、なにしろ大使館、警備が厳しいのだ。
ひとりずつ守衛所のドアをくぐり、名前を告げて出席者名簿と照合し、荷物検査、金属探知器検査を経て、ようやく中に通される。
昨年の第一回パーティはもっと秋が深まってから行われたので中庭が使われたが、第二回の今年はまだ暑いので、館内で行われた。
そのため、出席者の数は大幅に制限されている。
今夜は素晴らしいワインが、泡1種類、白4種類、赤4種類。
歓迎の泡は、キリカヌーンがフランスのヴーヴレで造る、ヴーヴレ・メソッド・トラデッショナル。
キリカヌーンはオーストラリアのワイナリー。
オーナーのネイスン・ワックス氏がヴーヴレに畑を購入し、生産している高品質のスパークリングなのだ。
ネイスン・ワックス氏は、シドニー交響楽団のチェロ首席奏者でもある。
彼とは一度夕食を共にしたことがあるので、私はそれ以来ファンになっている。
参加者は、オーストラリア・ニュージーランド人と、日本人が半々程度。
テイスティングといっても、グラスにたっぷりと注いでくれる。
早く食事が始まらないかと気になる。
オーストラリアン・ロースト・ビーフがたっぷりと置かれている。
それでは、楽しいワイン会の続きはまた明日。