春になり、ベランダ菜園の植え付けの時期を迎えた。
二月末に植えたのは、スナップエンドウ。
まだ10cmほどの小さな苗を三株植えた。
これからの成長が楽しみだ。
三月中にピーマンと鷹の爪を植え、最後に四月初めにミニトマトを植え付ける予定。
三月の初めに植えたのは、フェンネル。
フェンネルは英語で、フランス料理ではフヌイユとしてよく使われ、イタリアンではフィノッキオ。
和名はウイキョウ。
葉や種は香辛料や薬草として使え、消化促進、臭い消し(口臭予防)の効用があり、花はエディブルフラワーとして使える。
フェンネルを育てるときのポイントは、水を与え過ぎないこと。
乾燥を好む植物なのだ。
このふわふわもこもこの新芽がとても可愛い。
でも成長すると1m~2mの大きさになるので、芽をどんどん摘んで料理に使用し、背丈が伸びすぎないようにしようと思う。
二月上旬に植えたサニーレタスとグリーンリーフは毎朝サラダ用に収穫している
サニーレタスは毎朝1枚の葉を収穫。
上から見るとお花のようでとても可愛い。
グリーンリーフの成長も早い。
毎朝葉を1~2枚収穫しているが、翌朝にはもう前日の大きさに成長している。
グリーンリーフはもう一鉢あるので、三鉢合わせて4枚の葉を毎朝のサラダに加えている。
これは何かおわかりだろうか。
私は毎朝プレーンヨーグルトと共にバナナを1本食べている。
これはそのバナナの皮を3週間ほど日干しにしたもの。
こちらは乾かしたバナナの皮を刻んだもの。
バナナの皮にはカリウムが豊富に含まれており、良い肥料になる。
ベランダ菜園の植え付けの時に培養土にこれを混ぜている。
卓上に置いている緑。
これはベビーサンローズの挿し芽。
ベビーサンローズの本体は今も咲き続けているが、蔓が長くなりすぎて置き場に困り始めた。
根元には葉が無くなってあまり美しくないので、挿し芽をして再生することにしたのだ。
挿し芽をよく見ると、花が咲き始めている。
あと三~四日で開花しそうだ。
挿し芽が切り花になるのも楽しいものだ。
もう少し挿し芽を作ることにしよう。
今夜はポルトガルのワインを抜栓。
カーサ・サントス・リマが造る、シガッラ、グラン・パッソ、2016年。
バッタの絵が付いているので、CIGARRAはバッタのことかと思ったら、ポルトガル語で蝉のこと。
ポルトガル語でバッタ(イナゴ)のことは、Gafanhoto。
昔、ブラジルに遊びに行くためにポルトガル語のレッスンを受けたことがあるが、昆虫の名前は学ばなかった。
でもグラン・パッソは大ジャンプという意味なので、やはりバッタの方がピンとくる。
フランスの国際ワイン・チャレンジ2018年で金賞を受賞している。
このワインは、IGPリスボン。
リスボンのワイン産地は、リスボン市の西と北に広がる大西洋沿いの細長い地域。
色合いはとても濃いガーネット。
カシス、プルーン、ブラックベリー等の黒果実の香り。
口に含むと、熟した黒果実、干し無花果、レーズン、木樽、その陰に微かにピーマンのニュアンス。
タンニンは強いが円やか。
ぶどうは、トウリガ・ナシオナールとカベルネ・ソーヴィニヨン。
フランス産とアメリカ産の樽で8か月熟成され、アルコール度数は14%。
ポルトガルの美味しいワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。