三月初旬のこと、六本木でちぃさんと待ち合わせ。
まだ夕方早い時間なので、”ROPPONGI”と書かれた首都高の上の空も明るい。
今日のアペロのお店は、『ハードロックカフェ』。
何時もは二次会で訪れているが、今日はアペロでの利用。
若い頃から通ったお店なので、ここに来ると若返ったような気がする。
入り口に置かれたシンボルのギターには花が咲いている。
今は11時から20時の通し営業だが、先客は一組だけでちょっと心配。
でも半時間後には私達を含め五つのテーブルが埋まり、少しホッとする。
テーブルは余裕を持って配置され、大きなアクリル板も設置されている。
二階の個室も好きだが、今は個室でパーティーを開くのはご法度。
早速エールで乾杯。
ちぃさんは、イギリスのニューキャッスル・ブラウンエール。
カラメルが香ばしい美味いエールだ。
私は、シカゴのグースアイランド、インディア・ペール・エール。
しっかりとしたホップの香り、爽やかな酸味が特徴の美味いI.P.A.だ。
すぐ横の壁には、エリック・クラプトンのギターとイーグルスのジョー・ウォルシュのTシャツ。
私の目の前、ちぃさんの頭の上には、マドンナのレザーのショートパンツ。
隣のテーブルの壁には、レディ・ガガのマスク。
アペロなので軽いものにしようと選んだのは、フィッシュ&チップス。
ところが、かなりのヴォリューム。
学生時代にロンドン大学のサマースクールに参加した時、街で一番安い食べ物がフィッシュ&チップスだったので、毎日のように食べていたことを思い出す。
ここのフィッシュ&チップスはかなり美味い。
でも、お腹に堪える。
ビールを飲み干すと、二杯目はスピリッツを選ぶ。
ちぃさんはバカルディ・スペリオールをソーダ割りで。
でもシングルをソーダで割ってしまうと、ラムの味がほとんどしない。
私はキャプテン・モルガンをストレートで。
これは美味い。
キャプテン・モルガンは、17世紀にカリブ海で活躍した伝説の海賊、ヘンリー・モーガンに因んだ、スパイスド・ラム。
小一時間サクッと『ハードロックカフェ』で飲んだ後は、階段を下り、一階の『トニーローマ』に移動する。
ディナーの営業開始時間に一番で入店したので、他に客は居ない。
まずはスパークリングワインをボトルで注文。
スペインのコドーニュ、クラシコ、ブリュット。
ちぃさんと乾杯。
カヴァ造りの第一人者が造るスパークリングは美味い。
セパージュは、チャレロ40%、マカベオ40%、バレリャーダ20%。
パンが届く。
お代わり自由なのだが、料理でお腹がいっぱいになり、パンまでは手が出なかった。
六本木の『トニーローマ』でちぃさんと過ごす楽しい夜は続きます。




















