ウォーキングと春の花、そして今夜のお家ワイン、タヴェルネッロ、オルガニコ、イタリア | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

二月末のウォーキング。

 

IMG_20210224_175945.jpg

空は淡い雲に覆われている。

今の季節には珍しい雲だ。

 

IMG_20210224_180014.jpg

一時間ほど歩いていると雲が切れ、青空が広がってきた。

そこに突如現れた面白い形の雲。

女王蜂が大空から地上にダイブしているように見える。

風が強いのであっという間に形が崩れてしまった。

雲は束の間の芸術。

 

IMG_20210224_173323.jpg

気温が上がり、花々が開いて街が明るくなった。

白のクリスマスローズが元気に咲いている。

クリスマスローズは実生で育てられることが多いが、種から生える株の花は親株と同じとは限らず、花色が安定しない。

そのため園芸品種名が無い不思議な植物なのだ。

 

IMG_20210224_173341.jpg

紫のクリスマスローズも美しい。

花言葉は、”慰め”、”中傷”、”私を忘れないで”、”私の不安を和らげて”。

 

IMG_20210226_201009.jpg

ストックの花も咲いている。

耐寒性のある植物だが、今年は開花が早い。

ストック全般の花言葉は、”愛の絆”、”豊かな愛”。

 

IMG_20210224_173405.jpg

沈丁花の花がもう咲いている。

 

IMG_20210302_101533.jpg

思わず立ち止まり、撮影をし、顔を近づけて香りを楽しむ。

花言葉は、”栄光”、”勝利”。

 

IMG_20210224_173453.jpg

オトメツバキ(乙女椿)の美しい花が咲いていた。

完璧な美、と言える美しさだ。

 

IMG_20210224_173524.jpg

蕾も付いているので、まだまだ楽しむことができる。

オトメツバキの花言葉は、”ひかえめな美”、”ひかえめな愛”。

 

IMG_20210302_101506.jpg

葉っぱの無い枝に黄色い花がいっぱい咲いた樹を見付けた。

近寄ってみると、サンシュユ(山茱萸)の花だ。

 

IMG_20210302_101520.jpg

葉が出る前に花を咲かせるので、黄色い花色が一層鮮やかに見える。

このため別名は、ハルコガネバナ(春黄金花)。

中国・朝鮮半島原産の花木で、開花時期は三月~四月なのだが、今年は二月が暖かく、早く開花している。

花言葉は、”持続”、”耐久”。

 

IMG_20210224_173543.jpg

私の部屋の窓際でも可愛い花が咲いている。

スイート・アリッサムのホワイト。

地中海沿岸原産の多年草(一年草)。

本来は多年草だが高温多湿に弱いので、日本では一年草として扱われている。

 

IMG_20210224_173602.jpg

テーブルの上に置いておくと、蜂蜜のようなとても良い香り。

よく考えれば蜂蜜の香りは花の香りなので、同じ香りがして当たり前。

エディブルフラワーであり、食べることもできる。

花言葉は、”優美”、”美しさに勝る価値”、”飛躍”。

 

IMG_20210227_152126.jpg

今夜はイタリアのオーガニックワインを抜栓。

カヴィロ社が生産する、タヴェルネッロ、オルガニコ、トレッビアーノ/シャルドネ、ルビコーネ、2019年。

 

IMG_20210227_152149.jpg

カヴィロ社はイタリア最大の農業協同組合で、20,000軒の組合員と44,000haの畑を傘下に持つ。

ワイン生産量のシェアーはイタリア全体の10%を占めている。

 

IMG_20210227_152212.jpg

タヴェルネッロには7つのラインナップがあり、その内の一つがオルガニコ=オーガニックのシリーズ。

バックラベルには、EUのオーガニックワイン認証マーク、ユーロリーフ。

 

IMG_20210227_152235.jpg

色合いは淡い黄金色に微かにライム色が混じる。

 

IMG_20210227_152254.jpg

グレープフルーツ、リンゴ、ハチミツのニュアンス。

軽やかな酸を持ち、後味は爽やか。

気軽で美味いオーガニックワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。