東日本大震災から10年、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、震災と原発被害に遭われた方々の生活が一日も早く再興され、心が癒されることをお祈りいたします。
原発問題を含め、災害からの復興はまだまだ途半ば。
継続的な復興支援と一日も早く笑顔溢れる日常が戻ることを願います。
東日本大震災の日は成田上空に居ました。
車輪を出し着陸の寸前に再加速して上昇、「大地震が発生し、成田空港が閉鎖されましたので、関西空港に向かいます」の機内アナウンスに驚きました。
インドからの帰りで夏服で搭乗していましたので、関西空港で寒さに震えたことを思い出します。
阪神淡路大震災の時は、始発ののぞみで新大阪に向かっていました。
東京駅を出た時には既に13分ほど前に地震が発生していたのですが、情報が無いまま発車し、名古屋で立ち往生してしまい、車内で半日を過しました。
トルコ大地震の時は前日まで震源地付近に居ました。
当日はイスタンブールに戻り、日食を観察していましたが、その直後に震災に遭いました。
帰国後募金を募り、集めた100万円を持ってトルコに飛び、寄付しました。
他にも、熊本地震、台湾地震と、考えてみると、震災に遭われた方々に較べると些細な事ですが、地震と関わりの強い今までの人生です。
北千住の『熊本牧場直営 岩部商店』で、ちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。
部屋の中には、くまモン。
座っているのは、山口県の大嶺酒造の酒樽。
別の場所には熊本県の花の香の樽も置かれている。
八種類目の酒は、再び熊本の酒。
熊本県山鹿村の千代の園酒造が醸す、産山村 純米吟醸 池山名水仕込 無農薬・鯉農法。
産山村産五百万石を用い、精米歩合は55%、熊本酵母で醸されている。
原料米の栽培はリュット・レゾネ、雑草や害虫駆除は鯉に任せているとのこと。
仕込水は、名水百選に指定された”池山水源”の水が使われている。
九種類目の酒は、その名も九號。
熊本県玉名郡和水町の花の香酒造が醸す、花の香 九號 純米大吟醸。
熊本県酒造研究所の野白金一博士によって確立された9号酵母の名を冠した酒。
和水地区産山田錦を50%まで磨き、熊本酵母(9号酵母)で醸されている。
尊敬する野白金一博士の下で修業した三人の杜氏の蔵の酒、大分県の西の関、愛媛県の梅錦、香川県の綾菊ばかり飲んでいた時期があったことを思い出す。
十種類目の酒も、花の香酒造。
花の香 純米造り ふぞろい/ドメーヌ和水町。
和水町で自社栽培した山田錦の等外米(ふぞろいな米)を用いて醸された酒で、精米歩合は麹米が50%、掛米が90%、使用酵母は熊本酵母。
そして十一種類目の酒は、福井県吉田郡永平寺町の黒龍酒造が醸す、黒龍 吟醸 いっちょらい。
使用米は福井県産五百万石で、精米歩合は55%。
デザートは、いきなり団子。
サツマイモと小豆餡を餅で包み、蒸して作った熊本の郷土菓子。
今夜もたっぷり食べてたっぷり飲んでしまった。
店長に今夜の礼を述べ、見送られて店を出る。
もう一杯だけビールを飲んで帰ろうということで、reinaさんお気に入りの『さかづきブルーイング』に向かう。
でも定休日なのか、営業していない。
今夜はreinaさんお薦めのお店を梯子しようと思ったが、残念。
写真は『岩部商店』訪問前に撮影したので、まだ明るい。
ガラス戸の中には、醸造装置が並んでいる。
ここにはまた別の日に訪れることとしよう。
北千住のディープな世界をしばらく彷徨ったが、閉じている店が多く、開いている店には客が多くて密の恐れがある。
結局行き着いたのは、博多ラーメンの『濱田屋』。
リセット・ビールで乾杯。
薬味をチェック。
目の前に、”替え玉1個無料”の張り紙。
ラーメンが到着。
私は普通サイズをバリカタで、ちぃさんは何とハーフサイズ。
博多ラーメンに辛子高菜と紅生姜は必須。
トッピングをすると一層美しくなる。
この豚骨スープの香りが堪らない。
麺リフト。
昨年最後のラーメンはちぃさんと一緒だったが、新年最初のラーメンもちぃさんと一緒になった。
完食したはずなのに、また麺が。
替え玉もバリカタで。
替え玉も完食したが、お腹がいっぱいで流石にスープを飲み干すのは無理。
コロナ前は人で溢れていた小径には人がほとんど居ない。
時計を見ると午後7時、なるほどアルコール飲料の提供時間が終わったということ。
ちぃさんと過ごす、飲み過ぎ食べ過ぎの北千住でした。