新年初のホテルでまったりワイン、メトロポリタン東京、池袋 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

「メトロポリタン東京」で彼女と過ごす、まったりワインの楽しい夕べの続き。


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シャンパーニュを飲み干すと、アルザスの白ワインを抜栓。

トリンバックが造る、ピノ・ブラン、2018年。

 

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トリンバックは1626年の創業から13代続く名門で、フランスのほとんどの三ツ星レストランでオンリストされている高品質の造り手。

 

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フレッシュな果実味、綺麗な酸、それでありながら深みのあるボディ。

やはりトリンバックは美味い。

ピノ・ブランにオーセロワがブレンドされており、それがリッチなボディを形作っている。

 

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続く料理は、フロ・プレステージュのホワイトアスパラガスのマリネ。

たっぷりの量を買ったが、撮影前に彼女が半分取ってしまった。

 

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初めて買った、いとはんの料理を食べてみる。

海老と筍のだし醤油あん。

まぐろの甘辛揚げ、九条ねぎ添え。

どちらもなかなか美味い。

 

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白ワインは残っているが、赤ワインも抜栓。

イタリア、ピエモンテ州のテヌテ・ネイラーノが造る、テルツェット、バローロ、2014年。

 

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色合いは濃いルビー色。

ブラックベリーやブラックチェリーの黒果実の香り。

熟したカシスやレーズン、バラや腐葉土のニュアンス。

キレのある酸と濃厚なタンニンを持つ。

バローロ伝統の大樽で36ヶ月、さらに6ヶ月の瓶熟性を経てリリースされている。

 

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続いて、いとはんの播磨灘産牡蠣の南蛮仕立て。

 

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牡蠣が大きくてぷりぷりで美味い。

 

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I.T.O.の極厚ハンバーグ、きのこオニオンソースは二個買ったが、お腹がいっぱいなので一個を二人で分けて食べることに。

これはルームサービスで温めてもらったので熱々。

 

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食後のデザートはヴィタメール。

 

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彼女はショコラ・サントメ。

フルーティーな香りと奥深い味わいが特徴のカカオ”サントメ”を使用したチョコレートムースに、ベルガモット香る紅茶のガナッシュとキャラメル風味のクレームブリュレを閉じ込めている。

 

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私は、タルト・オ・ショコラ。

濃厚なチョコレートガナッシュにクレームブリュレを包み込んだチョコレートムースをのせている。

 

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コーヒーはルームサービスで。

 

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ホテル横のファミマでミネラルウォーターを買った時に彼女がこんなものも買い物かごに入れたが、これは彼女の朝食用に残しておく。

 

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シャワーを浴びたあとは、残ったバローロを飲みながらのんびりCNNを視聴。

 

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一夜明けた朝、TVを付けるとまたまたCNNのニュース。

彼女をイタリア語のレッスンに送り出すと、私はゆっくり朝食を楽しむことにする。

 

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ホテルの部屋での残り物の朝食は野菜不足になるので、今回は家を出るときに窓際菜園のグリーンリーフとサニーレタスを少し摘んで持ってきた。

 

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朝食に用意したのは、極厚ハンバーグ、ブリー、コンテ、そしてパンはドゥリーブルとプチアンリシール。

 

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何時もはローストビーフなのでオープンサンドを簡単に作れるが、今回はハンバーグ。

どうやって食べるかひと思案。

 

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まずはアルザスのトリンバック、ピノ・ブラン、2018年。

 

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ハンバーグを1/3ほど切り取り、サニーレタスと一緒にプチアンリシールに挟んで食べる。

これは美味い。

 

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ハンバーグにはバローロの残りを合わせる。

 

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肉厚なのは良いが、パンと一緒には食べにくい。

 

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切り取ったハンバーグをグリーンリーフで巻き、ドゥリーブルにのせて食べる。

これも美味いが、口を大きく開けて食べるので顎が疲れる。

食事を終えると、シャワーを浴び、ホテルを出ることにする。

 

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今回飲んだ三本のワイン達。

今回も美味しかった。

 

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コロナ前はチェックアウトの人で混雑していた昼前のロビーに、今は人影はない。

 

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ロビーの壁が何だか寂しい。

そうだ、今まで置かれていたヴァーチャルコンシェルジュが無くなっている。

 

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今までは前に立つとこんな笑顔で見送ってくれたのだが、無くなると寂しいものだ。

 

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今日も青空が広がり、気持ちが好い。

 

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向かい側のメトロポリタンプラザの青いガラスが空に映えている。

何時ものホテルでのまったりワインの楽しいステイでした。