虎ノ門でちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。
「虎ノ門横丁」を出て向かったお店は、『マチェレリーア・ラ・ルーナ・ロッサ』。
ここはショーコさんの記事で紹介され、訪問したいと思ったお店。
ショーコさんの記事はこちら。
店内にはテーブル席とカウンター席。
私達の席は一番左端、窓に面したテーブル。
ショーコさん達が食事をした時と同じテーブルだ。
カウンター席の前はオープンキッチン。
肉料理の美味しいお店だけあり、カトラリーは最初からラギオール。
日本酒二杯でほろ酔い加減だが、まずはシャンパーニュのボトルを抜栓。
キャティア、ブリュット、アンティーク、プルミエ・クリュ。
モンターニュ・ド・ランスで1625年創業の名門で、現当主は13代目、生産する全てのシャンパーニュがプルミエ・クリュという珍しいメゾン。
最近キャティアを飲むことが多くなっているが、日本市場に販売攻勢をかけているのだろう。
シャンパーニュで乾杯。
セパージュは、ピノ・ムニエ60%、ピノ・ノワール20%、シャルドネ20%で、栽培はリュット・レゾネ。
広大な地下セラーを持ち、瓶内熟成期間は4年ととても長い。
シャルキュトリー盛り合わせ。
反時計回りに奥から、24か月熟成のパルマ産プロシュット、豚の首肉で作られたコッパ、香草入りソフトサラミ、モルタデッラ。
パンはフォカッチャ。
肉の煮込み料理はここの名物メニュー。
豚肉、豚レバー、そしてチーマ・ディ・ラーパ(イタリアの菜の花)の煮込み。
チーマ・ディ・ラーパの適度な苦みが春を感じさせる。
これがチーマ・ディ・ラーパ、日本の菜の花によく似ている。
この写真は西麻布のイタリアン、『トラットリア・ミケランジェロ』で食べた時に撮影したもの。
肉の煮込み料理にもシャンパーニュが良く合って美味い。
グラスを重ね、キャティアのボトルがみるみる残り少なくなる。
パスタが届く。
素晴らしい香り。
ヴォリュームもある。
明太子、エンダイヴ、燻製モッツァレラが使われている。
上にかけられているのは、アンチョビとパン粉のパウダー。
ラディッキオのサラダ。
この軽い苦みが好きだ。
そう言えば今夜は、チーマ・ディ・ラーパ、エンダイヴ、ラディッキオと苦みのある野菜が使われている。
虎ノ門のイタリアン、『マチェレリーア・ラ・ルーナ・ロッサ』でちぃさんと過ごす楽しい夜は続きます。