六本木の『エンパイア・ステーキハウス』でちぃさんと過ごす楽しいランチの続き。
三種類目のシャンパーニュは、本日のメインの銘柄、ビルカール・サルモン、ブリュット、レゼルヴ。
1818年創業の家族経営の名門で、七世代にわたり”少量逸品主義”を貫く評価の高いメゾン。
ソムリエの田村さんと、このシャンパーニュに関し色々と意見交換。
お店が空いていると、ソムリエとゆっくり話が出来るのが嬉しい。
本日三度目の乾杯。
大好きなビルカール・サルモンを飲むことが出来て嬉しい。
果実味、酸味のバランスが素晴らしく、豊かなアロマ、強い果実味、深い熟成感を持つ素晴らしいシャンパーニュだ。
リザーヴワインの使用比率は40%と高く、瓶内熟成期間は30ヶ月。
セパージュは、ピノ・ムニエ40%、ピノ・ノワール30%、シャルドネ30%。
そして肉に合わせて赤ワインも少し飲むことにし、四度目の乾杯。
今回はボトルの写真を撮らなかったので、前回の写真を使用。
ワシントン州のスティムソン・エステート・セラーズがコロンビア・ヴァレーで造る、スティムソン、カベルネ・ソーヴィニヨン、2017年。
ボルドー・タイプの洗練されたボディで美味い。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン76%、メルロー22%、カベルネ・フラン2%。
そしてビルカール・サルモンも注いでもらい、シャンパーニュと赤の並行飲み。
肉はリブアイをレアでお願いした。
量は150gと少ないが、ランチなので良しとしよう。
アメリカに行くと16oz(1lb≒453g)を食べているが、日本ではどうしても少量となってしまう。
この焼き色が食欲をそそる。
ちぃさんは前回はフィレだったが、今回はリブアイをミディアムレアで。
グレービーソースも美味い。
今回はお店オリジナルのステーキ・ソースも試してみる。
瓶を傾けた途端、ドバっと出てしまった。
お店のスタッフがスプーンと小皿を持って来て、「掬い取りましょうか」と言ってくれるサービス精神が素晴らしい。
でも「ポテトにも美味しそうだから大丈夫です」と答える。
結局ちぃさんにも手伝ってもらってソースも綺麗に食べ尽くす。
ビルカール・サルモンを飲み続け、ボトルは二本目に。
新しいボトルが開いたので、五回目の乾杯。
どうも酔ってくると乾杯をしたくなるようだ。
肉とポテトとブロッコリーを名残惜しそうに一切れずつ残しているが、意を決して完食。
食後の口直しは、生チョコレート。
そして最後のグラス。
これで二本目のビルカール・サルモンも空いてしまった。
テーブルの横には、ピペ・エドシック、マム・グラン・コルドン、そしてクリュッグ。
ニューヨーク、マンハッタン発のステーキハウスだけあって、アメリカの高級ワインがずらりと並ぶ。
オーパス・ワンもさることながら、好きなダックホーンのメルローやシルバー・オークのカベルネ・ソーヴィニヨンが揃っているのが嬉しい。
シャンパーニュとステーキに満足し、店をあとにする。
ちぃさんと過ごす六本木の楽しい午後は続きます。