お正月に飲んだ日本酒、そしてウォーキングで見付けた鷺たち | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

以前は年末年始もワインばかり飲んでいた。

それが昨年辺りから日本酒を飲むようになった。

日本酒好きのブロ友さんの影響が大きいと思うが、歳をとり日本酒に回帰し始めたのかもしれない。

 

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年越しで飲んだのは、栃木県那須烏山市の島崎酒造が醸す、熟露枯 大吟醸 洞窟低温熟成5年以上。

これは新年のご挨拶の記事にもアップした。

 

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続いて飲んだのは、群馬県長野原町の浅間酒造が醸す、浅間錦 樽酒。

このボトルは、浅間酒造に所縁のある酒屋の店主が浅間酒造から樽で購入し、自分で瓶詰したもの。

だから”樽酒”としか標記が無い。

 

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店主からは浅間錦と聞いたが、ネットで調べてみても浅間酒造の酒は秘幻としか出てこない。

ようやく浅間錦を見付けると、それは昔ながらの本醸造酒。

 

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心地良い杉樽の香り。

確かに昔ながらの辛口酒だ。

純米酒や純米吟醸酒を飲むことが多いが、キレの良い本醸造酒も美味いものだ。

使用米は不明だが、精米歩合は65%。

 

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もう一本は年末に遊びに来た後輩が持参した酒の内、飲み残した一本。

不思議なことに、名前は純米大吟醸のみ。

 

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新潟県阿賀野市の越つかの酒造が醸す、純米大吟醸。

越つかの酒造は、代々泉、越乃あじわい、五頭の雪、五頭の峰というブランドの酒をリリースしているが、この純米大吟醸はそのどれも使用せず、単に”純米大吟醸”という名前で販売しているようだ。

 

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この酒には”Vente des Vins”のグラスを使用。

二年余り前に訪問したブルゴーニュ、ボーヌで開催される”栄光の三日間”、つまりオスピス・ド・ボーヌのワイン・オークションの記念のグラス。

 

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香りは控えめ。

さらりとした爽やかな飲み口。

強いイーストのニュアンス、酸は少なめ。

ラベルのとおり兵庫県産山田錦を用い、精米歩合は45%。

蔵付き酵母を用いているとのこと。

 

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年末のウォーキング。

裸になった銀杏の樹が青空に向かって聳え立っている。

 

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風があるので雲の形は刻々と変化。

雲の動きは面白く見飽きない。

 

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今の時期に咲く花は少ない。

そこで、郊外の何時も鷺が居る川を観に行った。

最近は鷺が好きになり、鷺が居る川や池に移動し、ウォーキングをすることが多くなっている。

ダイサギが餌を求めて浅瀬を歩いている。

 

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こちらにもダイサギ。

川にゴミが散乱しているのが残念。

川にゴミを投棄する人は本当に許せない。

 

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アオサギがじっつ見つめる前を、スイスイと闊歩するダイサギ。

 

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川の合流部で水面を凝視するダイサギ。

ここには餌が多いようで、ダイサギやコサギが居ることが多い。

 

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近くの電線を見上げると、コサギの姿。

以前観た時はコサギが川に居たが、今日はダイサギに場所を奪われたのだろうか。

鳩や烏や鵜が電線に止まっているのはよく見るが、鷺が止まっているのを見るのは初めてのような気がする。

 

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器用に電線の上で羽繕いを始めた。

でも何となく安定感が無く、落っこちないか不安。

 

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別の大きな川。

ここではコサギが二羽、暖かい日差しの中でまどろんでいる。

二羽のコサギの間には、コガモが二羽。

 

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別の川で見付けた二羽のダイサギ。

スマホを構えた途端、私の動きを察知して一羽が飛び去ったが、その瞬間を撮影することができた。

 

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これは昨年晩秋の撮影。

不思議なことに、アオサギとダイサギが仲良く一緒に居るところを見ることが多い。

花が無い今の時期は、鷺に癒されるウォーキングです。