年末の休日、ちぃさんと過ごす銀座~丸の内の楽しい午後の続き。
銀座の『芳園』で中華料理とワインのランチを楽しみ、『銀座 君嶋屋』で日本酒を飲んだ後に立ち寄ったのは、丸の内の「ブリックスクエア」。
『MARGO 丸の内』には時々ふらりと立ち寄り、グラスワインを楽しんでいる。
年末なので、お世話になっているお店をご挨拶巡り。
壁全面のワインセラーには、ボルドー五大銘醸やブルゴーニュのDRCなど素晴らしいワインが並び、見飽きることが無い。
ここはランチメニューも充実している。
このカウンターの奥に小さな厨房があり、こんな狭いところでこんな美味しい料理ができるのかと驚かされる。
泡で乾杯。
ドメーヌ・ド・ラ・ブリトーシュ、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブラン・ド・ブラン。
洋梨、かりん、そして蜂蜜のニュアンスを持つ切れの良い辛口。
ぶどうはシャルドネ100%。
窓の外には三菱一号館美術館。
樹々に取り付けられたLEDライトに明かりが灯り始めている。
サクッとクレマン・ド・ブルゴーニュを飲み干すと、ブリックスクエアを抜け、丸の内仲通りに出る。
銀座通りのホコ天は中止となっていたが、丸の内仲通りは車の通行が禁止されている。
でも、通りを歩く人は少ない。
マイケル・リーチの像を見付けると、またまたツーショット写真の撮影。
前回に引き続きこんなことをするとは、酔っている証。
行幸通りに来ると、必ず東京駅丸の内駅舎を撮影してしまう。
こちらは皇居側。
空が暮色に染まり始めている。
向かった先は、2020年11月5日に開業した、「丸の内テラス」。
ここには個性的で面白い店が揃っている。
目的のお店は、『エスプリ・ド・タイユヴァン』。
老舗グランメゾン、『タイユヴァン・パリ』の伝統を受け継ぐカジュアル・フレンチ。
カウンターでワインを味わう。
今夜の”カルト・デ・ヴァン”には15種類。
その中から選んだ白ワインで乾杯。
ロワールのドメーヌ・ギベルトー、ソーミュール・ブラン、2014年。
ドメーヌ・ギベルトーは人気が高く入手困難な造り手。
フランスの三ツ星レストランのほぼ全てでオンリストされている。
ぶどうはシュナン・ブラン100%。
ワインのお供はフロマージュ。
コンテだったような気がする。
サクッと飲んで『エスプリ・ド・タイユヴァン』をあとにする。
外は既に陽が落ち、樹々のイルミネーションが輝いている。
あまり深く考えもせず、街の明かりを楽しみながらどんどん歩を進める。
イルミネーションは輝くが、街を歩く人はほとんど居ない。
ちぃさんと過ごす丸の内の楽しい夜は続きます。