11月下旬のこと、乃木坂駅に降り立つ。
乃木坂に来れば、どうしてもこのビルを撮影してしまう。
桂由美ブライダルハウス。
外苑東通りを下り、東京ミッドタウン六本木のミッドタウンガーデンに入る。
プレゼントのなる木も美しく輝いている。
前回来た時はイルミネーション開始の前日だったので地味に見えたが、明かりが灯るとやはり存在感が出る。
サンタさんではなく、”木”なのだが、何だか可愛い。
スノードーム、「スノー ライト グローブ」も明るく輝く。
次々と色が変わるので、しばらく立ち止まって眺めてしまう。
ステップライトでは子供たちが飛び跳ねて遊んでいる。
ここからは見えないが、ミッドタウン アイス リンクの中からはスケーターたちの歓声が聞こえる。
そろそろ時間になったので、待ち合わせのレストランに向かうことにする。
お店はこのガーデンテラスの最上階を占めている。
ガーデンテラスの中は吹き抜け。
昨年はここに横たわる大きなサンタクロースの像が置かれていたが、今年はその姿は無い。
最上階に上り、今夜のレストラン、『フィリップ・ミル東京』に向かう。
名前の下にはクリスマスリース。
ここはランスのホテル、「シャトー・レ・クレイエール」の二つ星レストラン、『ル・パルク』の総料理長、フィリップ・ミル氏が東京に開いたお店。
中田支配人に迎えられ、席に案内される。
ウエイティングスペースには、クリスマスツリー。
開店したばかりなので、他に客は居ない。
支配人によると、今夜も満席なのだそうだ。
このご時世に満席になるとは、やはり人気店には客が集まっているようだ。
席に着き、彼女を待つ。
その間に今夜のメニューをチェック。
窓の外には広いテラス。
オリーブの樹に照明が当てられ、美しく輝いている。
彼女が到着し、早速シャンパーニュで乾杯。
アンリ・ジロー、エスプリ・ナチュール。
「今夜はアンリ・ジローなのね、嬉しい」と彼女。
彼女はアイ村のシャンパーニュが大好きなのだ。
抜栓したばかりのエスプリは素晴らしい泡立ち。
柑橘系のフレッシュな香り、豊かな酸とミネラル、アンリ・ジロー特有の樽熟成による複層的なストラクチャー、やはりエスプリは美味い。
セパージュは、ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%。
卓上には何時もの小さなオブジェ。
シャンパーニュのミュズレで作られている。
アミューズ・ブーシュが届く。
カボチャのタルトにはベーコン味のパン粉がトッピングされている。
バジルのフィナンシェの上には生クリーム。
バゲットが届く。
ここのバゲットは皮がとてもパリパリなので好きだ。
バゲットのお供は何時ものバター。
白ワインは、ブルゴーニュ、コート・シャロネーズのクローディ・ジョバールが造る、リュリー、モンターニュ・ラ・フォリ、2012年。
クローディ・ジョバールは私のお気に入り。
ブルゴーニュで注目の女流醸造家だ。
熟した洋梨やライチの香りに、熟成からくるエステル香が混じる。
熟成が進み、果実の甘みは薄れ強い熟成感が支配するが、活き活きとした酸とミネラルは健在。
綺麗に熟成した素晴らしいシャルドネだ。
熟成したシャルドネを合わせた料理は、フランス産フォアグラのポワレ、石川県カロリーナ米とセップ茸のリゾット、パルメザンチーズのエミュルシオン。
料理が届いた時はフォアグラが見えていたのだが、中田支配人がさっと現れ、「シェフから高原様へのプレゼントです」と、白トリュフをすりおろして振り掛けてくれた。
香りが素晴らしい。
「あとでシェフにお礼を言わなくちゃね」と彼女は大喜び。
白トリュフを横に移すとフォアグラが現れる。
フォアグラの火入れが素晴らしく、ふっくらと柔らかく美味い。
中村シェフに感謝の一皿だ。
彼女と過ごす『フィリップ・ミル東京』での素敵な夜は続きます。
























