シャコバサボテンの花が美しく開いた。
このシャコバサボテンには特別な思い入れがある。
昨年の11月中旬、D.I.Y.の駐車場に落ちていた一枚の萎びたシャコバサボテンの葉っぱを可哀そうに思い持ち帰った。
その時の記事はこちら。
それから一年、シャコバサボテンは順調に成長し、葉の数は100枚余りに増えた。
デンマークで品種改良されたものが主流となっているため、日本での商品名はデンマーク・カクタスが使われることが多い。
クリスマスの時期に開花することから、海外(北半球)ではクリスマス・カクタスと呼ばれている。
原産地はブラジルのリオデジャネイロ州等の山岳部。
そして嬉しいことに花をつけた。
これはキングレッドという品種。
花の数は小さな蕾を合わせると50個を超える。
葉の大きさに較べ、花はとても大きく豪華。
花言葉は多く、”美しい眺め”、”ひとときの美”、”愛される喜び”、”命の喜び”、そして”勝利”、”有能”、”冒険”、”波乱万丈”。
お陰で部屋の中がとても明るくなった。
シャコバサボテンが恩返しをしてくれたようで、とても嬉しい。
ベランダ菜園では野菜だけでなく、観葉植物も何鉢か育てている。
5月末にご近所さんからいただいたオオベンケイソウの5cmほどの芽が成長し、10月末には花を咲かせた。
今は花も終わり、15cmほどの小さな株が1本だけで何だか寂しい限りだった。
ところが一週間ほど前に直径3mmほどの小さな緑の球が二個、地中から顔を出した。
と思ったら、見る見るうちに成長し、数枚の葉を付けた立派な新芽となった。
これからの成長が楽しみだ。
冬は室内が乾燥するので、鉢を幾つか室内に取り込んでいる。
陽光が室内奥深くまで差し込むので、室内でも充分に太陽の光を浴びることが出来るのだ。
室内の加湿に貢献してくれる鉢の一つが、ベビーサンローズ。
これも5月末にオオベンケイソウと一緒にご近所さんからいただいた10cmほどの一つの芽が始まり。
半年でこんなに大きく成長したが、ご近所さんのベビーサンローズに較べると、見た目が随分と異なる。
これが5月に撮影したご近所さんのベビーサンローズ。
和名はハナヅルソウで、南アフリカ原産の匍匐性の常緑性多年草。
私の株は野生に回帰してしまったようだが、来年の春に可愛い花を咲かせてくれることを祈りたい。
キダチアロエの鉢も乾燥対策で二つ部屋に取り込んだ。
今年の春に作ったばかりの鉢植えだが、驚いたことにどちらの鉢にも花芽が一つ出ている。
脇芽から栽培すると花が咲くまでに5~6年は掛かるが、大きくなりすぎた株の上部を切り落として挿し芽をすると、それまでの成長年月が引き継がれるということがこれでわかった。
ベランダにある直径1mほどの大鉢では13本の花芽が順調に成長している。
この株も大きくなりすぎたので、来年の春には切り取って再生させることにしよう。
今夜もオーガニック・ワインを開栓。
アルゼンチンのボデガ・エル・エステコが造る、クマ、オーガニック・マルベック、ワインメーカーズ・セレクション、2019年。
エル・エステコはアルゼンチン北西部のカファジャテに700ha余りのぶどう畑を保有する大手の生産者。
アルゼンチンのオーガニックワイン認証シールが付いている。
カシスやブラックベリーの豊かな果実味。
しっかりしたタンニンを持ち、後味には軽い苦み、余韻はやや短い。
アルコール度数は高いが、果実味があるのでアルコールアタックは感じない。
冷涼な気候で栽培されたことを感じさせる、洗練された味わい。
これは美味いオーガニック・ワインだ。
クマとはアルゼンチン・インディアンの言葉で、”クリーンでピュア”という意味。
ぶどうはオーガニック栽培されたマルベック100%。
カファジャテは標高1,700mにあり、一年の内340日が晴天で、平均湿度が15%という乾燥した気候。
そのため、病気の無い健全なオーガニックぶどうが栽培されている。
アルゼンチンの美味いオーガニック・ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。