何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で彼女と過ごす、まったりワインの楽しい夕べの続き。
今日はデザートをデパ地下で買っていない。
何故なら、Go toの地域共通クーポンの電子版を使える場所がホテル以外にはほとんど無いので、ホテル内での買い物やルームサービスで使うことにしたのだ。
そこで一階に降り、ケーキショップで購入。
彼女は、笠間の栗モンブラン。
私は、タルト・オ・セゾン。
今の季節の果物は、洋梨。
近くのファミマでミネラルウォーターを買ったついでに、彼女が欲しいというコンビニスイーツも購入。
あれ、どちらもチーズケーキ系。
お供のコーヒーはルームサービスを頼んで持ってきてもらう。
外はすっかり夜の帳に覆われている。
屋上の結婚式場にも明かりが灯る。
シャワーを浴び、ベッドでのんびり映画鑑賞。
残ったシャルドネが良いお供になる。
一夜明けた朝、何時もの時間に目が覚めてしまう。
外はまだ暗い。
もう少し寝ることにする。
そしてもう一度起きると、すっかり日が昇っている。
パンやハモンセラーノやその他諸々を彼女のブランチ用に準備し、イタリア語のレッスンに彼女を送り出す。
そして私は何時ものように昨夜の残り物で朝食。
アジアンサラダの牛モモ肉のロースト。
丸々残ってしまった。
ブリーも手付かずで、コンテは半分残っている。
まずはカリフォルニアのマシュー・フリッツ、ノース・コースト、シャルドネ、2016年で喉を潤す。
ポンパドウルのドゥリーブルには平田牧場のレバーペースト。
これが美味い。
プチアンリシールを半分に割り、牛肉のローストを乗せる。
このローストビーフサンド、美味い。
やはり肉には赤が合う。
ニュージーランドのピノ・ノワールの銘醸地、マーティンボローのマ・メゾン、ピノ・ノワール、2016年。
このピノは本当に素晴らしい。
次はドゥリーブルに乗せて食べる。
本当はコンビニでサラダを買って肉に合わせると一層美味しい朝食になるのだが、バスローブを服に着替えて外出するのは面倒。
シャルドネとピノ・ノワールとローストビーフ、それにチーズも少し、楽しい朝食となった。
コーヒーはまたルームサービスにお願いした。
空は曇っているが、それほど寒くはなさそうだ。
今回飲んだ三本のワインのボトルに見送られ、部屋をあとにする。
今日もロビーに客の姿は僅か。
早く禍が去り、何時もの日常が戻ることを祈るばかりだ。
ホテルを出ると、メトロポリタンプラザの青が目に鮮やかに写る。
彼女と「メトロポリタン東京」で過ごす、まったりワインの一日でした。