池袋の何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で彼女と過ごすまったりワインの楽しい夕べの続き。
アジアンサラダのパクチーと蒸し鶏のやみつきサラダと、フロ・プレステージュの海老とブロッコリーのタルタルサラダ。
右側の黒い丸い塊は、KALDIで買ったオーガニック・フィグ。
ルームサービスが15時までお休みなので、この皿は持参したもの。
海老とブロッコリーを食べ終えると、次はフロ・プレステージュのアヴォカドと生ハムのサラダ。
飲んでいるのは、シャンパーニュ、シャルル・ド・モンランシー、リゼルヴ、ブリュット。
このグラスも持参。
ポンパドウルのプチアンリシール。
これにレバーペーストを付けて食べると最高に美味い。
これがKALDIで買った平田牧場のレバーペースト。
三元豚のレバーなのだそうだ。
ここで白ワインを抜栓。
カリフォルニアのマシュー・フリッツが造る、シャルドネ、ノース・コースト、2016年。
マシュー・フリッツは自社畑は保有せず、長年のぶどう農家との信頼関係に基づき、有名畑の良質のぶどうを購入し、プレミアムワインを醸造している。
このシャルドネは、ウエストホップランド産75%、アレキサンダーヴァレー産25%のぶどうで造られている。
熟したメロンや洋梨の香り。
強い熟成感と果実味、後味には炒ったナッツのニュアンス、余韻は長い。
確かに良質のぶどうを用いたこその熟成感だ。
アルコール度数は14.2%と高い。
このグラスも持参したピノ・ノワール用。
合わせる料理は、NATOSのマグロたたきサラダ、焦がしにんにくドレッシング。
NATOSのマグロ料理は美味いのだ。
そしてこちらはフロ・プレステージュの秋刀魚とかぼちゃの照り焼きソース。
15時になったのでルームサービスに温めをお願いしたハンバーグが戻ってきた。
ホテルの皿やカトラリーも一緒に届く。
I.T.O.の極厚ハンバーグ・デミグラス。
I.T.O.のハンバーグは最近のお気に入り。
この肉の厚みが素晴らしい。
初めて買ってみた、I.T.O.のパンプキンサラダ、赤いベリーのソース。
お店で見た時はとても綺麗な盛り付けだったのだが、持ち帰る間に無残な姿になってしまった。
でも、ハンバーグに合わせて食べるととても美味い。
ハンバーグに合わせて抜栓した赤は、ニュージーランドのマ・メゾン、マーティンボロー、ピノ・ノワール、2016年。
ニュージーランド北島の最南端のワイララパ地方の南部にあるマーティンボローはカルト・ワイン、プレミアム・ワインの産地として有名。
その生産量はニュージーランド全体の約1%と少なく、まさに希少なワインの産地。
ニュージーランド最高のピノ・ノワールと称されるアタ・ランギやクスダ・ワインズもマーティンボローにある。
色合いは淡いルビー色。
フランボワーズやストロベリーの香り。
綺麗な果実味ときめ細かなタンニン、活き活きとした酸。
スミレ、青い下草、そして黒い土のニュアンスを持ち、余韻は長い。
マ・メゾンもニュージーランドトップクラスのピノ・ノワールに違いない。
厳選したぶどうのみを用い、新樽比率10%のオーク樽で12ヶ月熟成されている。
窓の外を見ると、綺麗なイワシ雲。
空は暮色に染まりつつある。
彼女と過ごす「メトロポリタン東京」での楽しいまったりワインの午後は続きます。