以前から行きたかったフレンチでのランチ会をKEiさんが企画してくれた。
そのお店は、『マチュリテ』。
場所は八丁堀と茅場町の中間。
お昼過ぎに訪問した。
店の奥行きはかなり広い。
奥のスペースでは貸切りパーティーもできる。
この日のメンバーは、企画していただいたKEiさん、そしてちぃさん、mayuさん、私。
今日はプリフィクスコース。
さて、どんな料理に出会えるか楽しみだ。
ワインの選択はmayuさんにお願いする。
最初のボトルは、スパークリング。
四人で乾杯。
ワクワク楽しい瞬間だ。
レ・ヴィニュロン・ド・マンセ(マンセぶどう生産者組合)が造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、レゼルヴ。
勢いのある泡立ち。
青りんご、マスカットの香り。
白ぶどうの爽やかな果実味、黒ぶどうの深みのある熟成感、完熟した洋梨やイーストのニュアンス。
瓶内二次発酵で造られ、瓶内熟成期間は13ヶ月。
セパージュは、シャルドネ40%、ピノ・ノワール40%、ガメイ10%、アリゴテ10%。
三種のアミューズの盛り合わせ。
グジェールはチーズの香り。
ブランダードは鱈とジャガイモのペースト。
もう一つは何だったか忘れたが、アンディーブとリンゴが使わせている。
色合いも美しく、クレマンに良く合って美味い。
パテ・グランメール、赤玉ねぎのレリッシュ、赤ワインヴィネガーのドレープ。
淡いピンクのドレープは、赤ワインヴィネガーで作られたゼリー。
これも素晴らしく、ワインが進む。
mayuさんが選んだ二本目のワインは、リュベロンのドメーヌ・ド・マリーが造る、ロゼ、2019年。
リュベロンは南ローヌの最南端にあるA.O.C.で、最近は多くのワイナリーが進出する注目の産地。
リュベロンでは、ファミーユ・ペランが造るヴィエイユ・フェルムをよく飲んでいる。
プロヴァンスにも近く、このロゼへの期待が高まる。
裏のエチケットを見ると、レトノと書かれている。
輸入元は入船屋フード&ワインで、フレンチの『レトノ』とこの『マチュリテ』の親会社。
つまりこのワインは、入船屋/レトノの直輸入ワインということだ。
フランボアーズやストロベリーの華やかな香り。
果実味と酸味が心地良いフレッシュなボディ。
ドメーヌ・ド・マリーのH.P.で調べたところ、セパージュはグルナッシュ60%、サンソー40%。
マリネしたイワシのグリル、パプリカのトマト煮、バジル風味。
緑の色合いが店の雰囲気と良く合って美しい。
バジルの香りにイワシの香ばしさが組み合わさり、食欲を刺激する。
濃い緑はほうれん草のソース、淡い緑はブロッコリーのソース。
イワシは大好物。
イワシの下には、トマトソースで煮込んだパプリカ。
ロゼ・ワインにも良く合って美味い。
友人達と過ごす素敵なフレンチ、『マチュリテ』での楽しい午後は続きます。