丸の内のフレンチ、『サンス・エ・サヴール』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
『サンス・エ・サヴール』は南仏、モンペリエで20年以上にわたりミシュランの星を守り続ける『ル・ジャルダン・デ・サンス』の東京店。
オーナー・シェフの双子のプルセル兄弟は1988年にレストランを開店し、僅か10年後には史上最年少で三ツ星を獲得した天才シェフ。
赤ワインは、南仏ルーション地区のスター・ドメーヌ、ドメーヌ・ゴビー、コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2009年。
色合いは濃いガーネット。
ローズマリー、タイムなどのハーブの香りに心地良い樽香が混じる。
濃厚な果実味、滑らかなタンニン、複層的なストラクチャーを持ちつつ、洗練された素晴らしいボディ。
ダウンライトにかざすと、微かな赤い火の鳥が現れる。
ぶどうは有機栽培で、セパージュはカリニャン35%、シラー30%、グルナッシュ25%、ムールヴェードル10%。
長崎県産五島牛のポワレ、マカロニとブロッコリーのリゾット、安納芋のエスプーマ、人参とアプリコットのクルスティヤン、パッションフルーツのクーリ、ヴィニョロン風ポワブラードソース。
五島牛のランプ肉の焼き色が食欲を誘う。
胡椒が効いた濃厚なポワブラードソースが肉に良く合って美味い。
野菜の下にはマカロニとブロッコリーのリゾット。
安納芋のエスプーマとパッションフルーツのクーりを付けて食べても美味しい。
付け合わせは、人参とアプリコットのクルスティヤン。
ゴビーのワインはボディが強いので、濃厚なポワブラードソースにも良く合って美味い。
ロッシュ・ヌーヴのランソリットとゴビーのコート・デュ・ルーションの並行飲み。
これが美味いのだ。
もう少し赤ワインを楽しみたいので、フロマージュ・ワゴンを出してもらう。
ブルーはフルムダンベール、シェーブルはサンテモール、ウォッシュドは何だったのか失念。
二種の蜂蜜は北海道産。
プレ・デセールは、ジャスミンの香る洋梨のコンポートとパンナコッタ。
エディブルフラワーは白いペンタスのようだ。
デセールは、水晶文旦とほうじ茶のミルフィーユ仕立て、マジョラム香る刀根柿のソルベを添えて。
刀根柿のソルベには柿の葉が添えられている。
干し柿の濃厚な甘みが素晴らしい。
水晶文旦とほうじ茶のミルフィーユ仕立てからは、素晴らしいほうじ茶の香り。
水晶文旦は高知県白木果樹園産。
デセールには再びヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュのブリュット・ミレジム、ロゼ、2016年を合わせる。
食後の飲み物は、ハーブティーを選択。
8種類のブレンドティーの説明を聞き、リラックス効果のあるものを選択。
何時もはコーヒーを選んでいるが、ハーブティーも良いものだ。
「今夜のディナーも素晴らしかったわ。ありがとう」と彼女も満足した様子。
窓の外はすっかり夜の帳に覆われ、東京タワーはダイヤモンドヴェールに輝いている。
ミニャルディーズは三種類。
コーヒーのマカロン。
パッションフルーツのギモーヴ。
キノコのサブレ。
お腹はいっぱいだが、ミニャルディーズも完食。
レシートホルダーの図柄も飾り皿と同じ。
鴨田シェフがテーブルに来てくれ、今夜の料理に関して色々お話しするのが楽しい。
帰りはそのまま見送りに来てくれる。
彼女と過ごす素敵な丸の内の夜でした。

























