秋になり、ウォーキングが気持ち良い季節となった。
空の雲も、秋の雲となった。
これはイワシ雲、それともウロコ雲なのだろうか。
秋と言えば金木犀。
甘い香りが鼻腔をくすぐる。
今は金木犀の花は終わってしまったが、二週間ほど前のウォーキング、遠目にも黄色が目立つ金木犀を見付けた。
小さな公園を囲むように植えられた10数本の金木犀が、驚くほど鮮やかな黄色に見えるのだ。
近寄ってみると、葉の緑に較べ、花の黄色の割合が異様に高い。
これは金木犀のなかでもこういう種類なのだろうか。
それともここの特殊な土壌の影響なのだろうか。
コスモスの花も盛りを迎えている。
いままではキバナコスモスばかり目立っていたが、今は色とりどりの花が咲き揃った。
コスモスが植えられた遊歩道を散策するのも楽しい。
コスモスの花言葉は、”調和”、”乙女の純真”。
ピンクのコスモスの花言葉は、”乙女の純潔”。
赤いコスモスの花言葉は、”乙女の愛情”。
白いコスモスの花言葉は、”優美”、”美麗”。
そして以前にも書いたが、黄色いコスモスの花言葉は、”野性の美しさ”。
グラデーションが付いた美しいコスモスもある。
草むらの中にひっそりと咲く可愛い花を見付けた。
これは秋の花というより、初夏から秋まで咲き続ける開花期間の長い花の、トレニア。
トレニアには多くの種類があるが、これはトレニア・フルニエリ(別名ナツスミレ)。
トレニアは、雌しべの先端に触れると花が閉じる動きをする。
そこで”ひらめき”という花言葉が付けられた。
他にも、見た目の可愛さから、”愛嬌”という花言葉もある。
萩を見付けた。
これだけ見事に咲いていると目を引く。
萩は日本原産。
花言葉は、”思案”、”内気”、”柔軟な精神”。
秋の七草と言えば、女郎花(オミナエシ)も忘れてはならない。
女郎花の仲間には、大振りで白い花を咲かせる男郎花(オトコエシ)というのもある。
黄色い小さな花が集まって咲く女郎花は可憐な花。
花言葉は、”美人”、”はかない恋”、”親切”。
ウォーキングで見付けた、可愛く美しい花々でした。
話しは代わって、ベランダ菜園の収穫。
もうほとんどの株が終わった中で、ピーマンと鷹の爪が一株ずつ残っている。
今回の収穫はピーマン4個、鷹の爪14本。
まだ樹に付いている実は、ピーマンが12個、鷹の爪が約40本。
もっと寒くなる前に何とか収穫を終えたいと思っている。
今夜は久し振りにネッビオーロを抜栓。
秋になると赤ワインを飲みたくなる。
イタリア、ピエモンテ州のテヌテ・ネイラーノが造る、テルツェット、バローロ、2014年。
濃いルビー色。
ブラックチェリーやブラックベリーの香り。
口に含むと、熟したカシスやレーズン、そしてバラの花や腐葉土のニュアンス。
キレのある酸と強いタンニンを持つ。
バローロ伝統の大樽で36ヶ月熟成され、さらに6ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされている。
アルコール度数は14%。
美味いバローロを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。