何時ものホテル、「メトロポリタン東京」で過ごす、まったりワインの楽しい夜の続き。
前菜は三種のサラダ。
アジアンサラダの蒸し鶏とパクチーのやみつきサラダ。
フロ・プレステージュの海老とブロッコリーのタルタルサラダ。
同じくフロ・プレステージュのアボカドと生ハムのサラダ。
前菜のお供はシャンパーニュ、ジョセフ・ペリエ、キュヴェ・ロワイヤル、ブリュット。
KALDIで買ったチーズも開封する。
フランスのコンテと、ハチミツ入りのシェーブル。
ポンパドウルのプチアンリシールに合わせて食べると美味い。
まだシャンパーニュは残っているが、白ワインも抜栓。
ルイ・ラトゥール、サン・ヴェラン、レ・ドゥ・ムーラン、2015年。
サン・ヴェランはマコン地区で最も力強い白を生み出すA.O.C.。
グレープフルーツやレモンの柑橘系の香り。
フレッシュな果実味、活き活きとした酸とミネラル、バランスの良い辛口。
ステンレスタンクで発酵・熟成させ、熟成期間は8~10ヶ月。
やはりルイ・ラトゥールのシャルドネは美味い。
ナトスのマグロたたきサラダ、焦がしにんにくドレッシング。
これは美味しいので、何時もより多い量を購入した。
サン・ヴェランと良く合って美味い。
今度はコンテとシェーブルにドゥリーブルを合わせる。
今夜の赤ワインは、ドメーヌ・クリュニー、ジュヴレ・シャンベルタン、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2016年。
このワインは一昨年の11月にボーヌで開催されるワインの祭典、”栄光の三日間”を訪問した時に、フィサン村のワイン・ショップで購入したもの。
その時の記事はこちら。
ドメーヌ・クリュニーは2005年に美人姉妹が継承し、2014年からはD.R.C.で修業した姉の夫がヴィニュロンとして参加。
D.R.C.でのワイン造りをそのまま実践している。
このヴィエイユ・ヴィーニュの畑は僅か0.4haで、ぶどうの平均樹齢は80年と高い。
不透明な濃いルビー色。
口当たりは柔らかく優しい造りだが、その後から良質の果実味、そして酸とタンニンが姿を現す。
じっくり味わえば味わうほど美味しさがわかるワインだ。
フィサン村のワイン商のお薦めに間違いはなかった。
ぶどう栽培はリュット・レゾネ(実質ビオロジック)。
天然酵母を用い、樽で12ヶ月間熟成、新樽比率は50%。
無濾過無清澄でボトリングされている。
ITOで初めて購入した、贅沢ローストビーフステーキカット、マッシュポテトをのせて。
見た目はまるでケーキ。
ITOの、極厚ハンバーグ、きのこオニオンソースは二個購入。
ルームサービスに頼んで温めてもらった。
それにしても本当に極厚で、私の握りこぶしよりも大きい。
このハンバーグ、肉の質感が素晴らしくとても美味い。
でも、これだけでお腹いっぱいになってしまいそう。
ローストビーフステーキは一枚買ったので、彼女と半分こ。
肉の厚みは2cmくらいもある。
雨は降り続いているようで、遠くのビルが霞んで見える。
彼女と過ごす何時ものホテルでのまったりワインの夜は続きます。