日比谷の『ティム・ホー・ワン』で満腹になった二人が向かったのは、有楽町のガード下。
目的のお店は、新規開店した「エキュートエディション有楽町」の内の一軒、『nomuno EXPRESS』。
8月31日開業なので、まだ二週間ほどしか経っていない。
店の入り口には、『BIGOLI』のボロネーゼのディスプレイ。
これは絶対に食べたい一品。
ここは定額制のセルフ・ワインバー。
50種類以上のワインを自由に飲み比べすることができる。
最初の30分は1,100円、それから延長30分ごとに550円が加算される仕組み。
店内には大きなテーブルが二つ置かれ、入り口側が赤ワイン、奥が白ワイン。
まずは白ワインのテーブルで飲み始める。
手前がスパークリングとロゼ。
次がエノテカが取り扱う白、一番奥がサッポロが取り扱う白。
赤のテーブルには、フランス・イタリア、オセアニア、アメリカ、ニューワールドのワインが並ぶ。
真ん中の女性の頭の上には大きなデジタル時計。
時間をしっかり確認しないと、30分を少しでも過ぎると550円が加算されることになる。
最初はスパークリング。
チリのコンチャ・イ・トロが造る、エスパス・オブ・リマリ、ブリュット。
セパージュは、シャルドネ87%、ピノ・ノワール13%。
『ティム・ホー・ワン』にはワインが無く、ワインを飲まずに点心を食べてきたので、冷えたスパークリングが一層美味しく感じる。
フランスのドメーヌ・タリケが造る、タリケ・ロゼ、IGPコート・ド・ガスコーニュ、2019年。
セパージュは、メルロー30%、カベルネ・フラン30%、シラー25%、タナ15%。
ガスコーニュだけあって、タナが入っている。
イタリア、トスカーナのサンタ・クリスティーナが造る、チプレセット・ロザート、2018年。
サンタ・クリスティーナは、トスカーナの名門、アンティノリ家のワイナリー。
イタリアで最初に生産されたロゼ・ワインなのだそうだ。
ぶどうはサンジョヴェーゼ他が使われている。
次は白ワインを飲もうと思っていたが、お店の方が隣のテーブルにワインのインポーターの方がプロモーションに来ていますよ、と教えてくれる。
72シーズンズが輸入する6種類のポルトガルワインがずらりと並ぶ。
ポルトガルの二大ワイン産地は、ドウロとヴィーニョ・ヴェルデ。
並んでいるワインは、そのドウロに本拠地を構えるシークレット・スポット・ワインズの製品。
シークレット・スポット・ワインズは、現在世界で知名度が急上昇している注目のワイナリー。
設立者は、ぶどう栽培家のゴンサロ・サウサ・ロペスと醸造家のルイ・ウォルター。
ぶどうの平均樹齢は60年、超低収量で栽培され、高品質のワインを生み出している。
インポーターの72シーズンズの南部CEOと話が弾み、ツーショット。
南部さん、顔が小さい。
ラクラウ・シリーズの、ラクラウ、ソーヴィニヨン・ブラン2019年。
ラクラウとは、蠍(サソリ)の意味。
ドウロ地域には蠍が生息しているのだそうだ。
裏ラベルは、ポルトガル語と英語の二つの言語で書かれている。
LACRAUの横には、SCORPIONの文字。
柑橘系の華やかな香りでマールボロのソーヴィニヨン・ブランを想起させる。
ぶどうはソーヴィニヨン・ブラン100%。
二種類目のワインは、サウサ・ロペス・シリーズの、キンタ・ド・クルゼイロ、ヴィーニョ・ヴェルデ、2018年。
何故ヴィーニョ・ヴェルデなのかと思ったら、ぶどう栽培家のサウサ・ロペスの実家はヴィーニャ・ヴェルデのワイナリーなのだそうだ。
フレッシュな果実味、バランスの良い酸とミネラル。
アルコール度数も低く、爽快な飲み口のワインだ。
ぶどうはロウレイロ、アリント。
三種類目のワインは、サウサ・ロペス、アンフィルタード、ヴァルパソス・ブランコ、2014年。
凝縮された果実味、濃厚な熟成感、6年の熟成を経てもなお若々しさを保つエレガントなボディ。
これは美味い白だ。
ぶどうは、アルバリーニョ、ロウレイロ。
彼女と過ごす、『nomuno EXPRESS』での楽しい夜は続きます。
















