郊外の田園の中をウォーキングしていると、時々シロサギを見掛ける。
シロサギという種類の鳥がいる訳ではなく、色が白い、コサギ、チュウサギ、ダイサギの総称。
よく見掛けるシロサギは、ダイサギのようだ。
ダイサギは首を伸ばした時の背丈が80~90cmもある。
野鳥と言っても人間の居住空間に暮らしているので、あまり警戒心は強くない。
私が5mくらいまで近寄っても逃げる様子が無い。
身近にこれだけの大型の野鳥が居るということは驚き。
今年の夏はサギを見るために郊外まで移動してウォーキングをしていたと言っても過言ではない。
この日のウォーキングでも5羽のダイサギを見付けた。
田んぼに多くの小魚や虫がいるということは、この辺りでは農薬を使っていないのだろう。
立っている時はスリムなのだが、翼を広げるとその大きさは迫力がある。
飛んでいる姿をスマホで撮影するのは容易ではない。
続けて10枚ほど撮っても、その中で使える画像は1枚程度。
サギが飛ぶ姿は本当に美しい。
このダイサギは川に流れ込む暗渠の出口で小魚待ち。
このあと素早い動きで餌をキャッチ。
暫く見ていたが、数回水に嘴を突っ込んでいたところを見ると、ここは良い狩場のようだ。
珍しいサギを見付けた。
手摺にとまっている大きな鳥がわかるだろうか。
これはアオサギ。
警戒心が強いので、30mほどまでしか近付けない。
アオサギは翼を広げると160~175cmもある、最大のサギだ。
サギを探して歩くのも楽しいウォーキングです。
ウォーキングから戻りシャワーを浴びると、小腹が空いてきた。
そこで以前ちぃさんにいただいた、セイコーマートの山わさび塩ラーメンのカップ麺を食べてみることにした。
セイコーマートは北海道限定のスーパーマーケットだと思っていたが、関東にも出店しているのだそうだ。
北海道産山わさび使用と書かれている。
ちぃさん曰く、勢いよく啜ると山葵でむせてしまうので注意するようにとのこと。
よく考えてみると、過去にカップ麺を食べた記憶が無い。
バンコクやソウルではお土産に袋麺をよく買っているので、袋麺は何度も食べている。
しかしカップ麺は嵩張るので持ち運びに不便で、海外でも日本でも買ったことが無いのだ。
最初はnekonekoさんの真似をして、色々なトッピングをしようと思っていた。
しかし初めて食べるカップ麺なので、オリジナルの味で食べるべきだと思い直し、冷蔵庫に野菜や茸類と調味料を、冷凍庫にミックスシーフードを戻した。
蓋を半分開け、粉末スープを振りかけ、お湯を注げばよいので簡単。
でも、お湯を注ぎ始めてあることに気が付いた。
どこまでお湯を入れれば良いのかわからないのだ。
慌てて調理要領を見直すと、280mlの熱湯と書かれている。
でも今更量を計ることはできない。
適当にお湯を入れ、蓋をして三分待つ。
ちょっとお湯が少なかったようだ。
食べてみると、山葵が効いていて美味い。
ズズッと啜っても、山葵の刺激はあるがむせるほどではない。
唐辛子系の辛さには弱くても、山葵系は大丈夫なようだ。
なかなか楽しい初(と思われる)カップ麺でした。
今夜は良く冷えたロゼワインを抜栓。
このワインは、素敵な方から昨年の誕生お祝いにいただいたもの。
山梨県勝沼、菱山のシャトー・ジュンが造る、アートシリーズ、”鶏に餌をやる女”、ロゼ。
山梨県立美術館所蔵のミレーの絵画をエチケットとワイン名に冠したアートシリーズのワイン。
”落穂ひろい”や”種をまく人”など、全部で7種類のワインが造られている。
少しオレンジが混じった濃い目のロゼ。
と思ったが、上から観ると淡い色調のロゼ。
甘い果実香に醸造香が混じる。
口当たりは甘い果実味、スロベリー、ラズベリーのニュアンス、その後に軽い苦みとスッキリと爽やかな後味が続く。
セパージュは、巨峰80%、ピオーネ20%。
贈ってくれた方に感謝の、今夜のお家ワインでした。