ウォーキングと秋の実り、そして今夜のお家日本酒、太平山 ひやおろし、秋田 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

9月になっても陽射しが強く、汗まみれのウォーキング。

 

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冷やしたミネラルウォーターを飲み、凍らせた保冷剤を時々脇の下に挟んだり首に当てたりして血液を冷やしながら歩き続ける。

雲の下に、何やら丸い物が。

 

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拡大してみると、下弦の月だった。

 

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写真は、郊外にサギを見に行った時の撮影。

暑い暑いと言いながら、季節はもう秋。

前夜の雷雨で実った稲が倒れてしまっている。

 

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お隣の田んぼは既に稲刈りが終わっている。

 

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今年はブルゴーニュでもぶどうの収穫時期が早く、9月初旬で既に収穫を終えたそうだ。

この画像はモレ・サンドニのドメーヌ・クヘイジの伊藤さんに送っていただいたもの。

 

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今年のピノ・ノワールも出来が良さそうだ。

 

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ウォーキングをしている道に街路樹のように植えられている蜜柑の実も大きくなった。

もうすぐ黄色く色付きそうだ。

 

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こちらは金柑。

 

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柿の実もだいぶ色付いてきた。

 

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そして以前ご紹介した葛。

見るからに生命力が強そうで、葉も青々と大きい。

狐が人に化けるときに頭に葉っぱを乗せるが、あれは葛の葉なのだ。

 

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花はまだ咲いている。

花茎の下から咲き始め、だんだんと上に花が移っていく。

蕾が多く残っているので、まだまだ咲き続けそうだ。

この花はエディブルフラワーとしてよく使われている。

 

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葛はマメ科クズ属の植物なので、花の後には豆が生る。

しかし実は貧弱で、葛は根も茎も葉も花も食べられるが、実だけは利用価値が無いようだ。

 

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鴨が四羽のんびりと川面に浮かんでいる。

もう鴨の渡りが始まったのかと思いよく見ると、どうやらカルガモのようだ。

 

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カルガモは留鳥で渡りをしないので、年中日本で観ることが出来る。

秋の風情をお届けしようと思ったが、留鳥では仕方がない。

ところで、”鴨”自体は冬の季語だが、”鴨来たる”は秋の季語。

ウォーキングで見付けた、小さな秋でした。

 

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今夜は秋らしいお酒を開栓。

秋田県潟上市の小玉醸造が醸す、太平山 純米 ひやおろし。

 

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ひやおろしは冬や春に仕込んだ酒をひと夏貯蔵熟成させた酒で、解禁日は重陽の節句、9月9日。

この酒は解禁日当日に購入したもの。

 

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エチケットはまさに秋の風情。

見付けたときに即ジャケ買いしてしまった。

 

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”酒は天下の太平山”、懐かしい謳い文句だ。

美山錦を用い、精米歩合は59%と書かれている。

 

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今夜は能作の酒器で飲むことにする。

錫100%なので温度が変わらず、冷酒を最後まで冷たいまま飲むことが出来る。

 

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口当たりは柔らかく熟成酒の芳醇な味わい。

後味はキリリと引き締まった辛口。

これはいくらでも飲めてしまう美味い酒だ。

秋を感じる日本酒を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。