どんな花なのか気になっていたアーティチョーク(チョウセンアザミ)の花が遂に咲いた。
この蕾を見付けた時には、食用に植えられているのだと思った。
何故ならアーティチョークは好きな食材なので、きっとこの家の方もお好きで植えられているのだろうと考えたのだ。
でも蕾が摘み取られないので、鑑賞用に植えているのだと気が付いた。
花の大きさは10数cm、鰐まで入れると20cnを超える。
何とも存在感のある花だ。
先日、北関東に住む友人宅を訪問した時のこと。
ワインを手土産に持参したところ、帰りにお土産をいただいた。
新潟県新潟市に本拠地を構える亀田製菓の煎餅・おかきの詰め合わせ、”穂の香”。
缶の中には、お煎餅やあられがぎっしり。
ところで、お煎餅とあられ・おかきの違いは原料。
お煎餅はうるち米で作られているが、あられ・おかきはもち米で作られている。
中身は七種類。
お煎餅が、砂糖醤油、あまみつ、だし塩の三種類。
揚げたお煎餅は、はちみつ揚。
そして黒大豆かき餅、海老巻せん、海老のり小餅。
もう一箱は、同じく亀田製菓のおもちだま。
中には五種類のおかきがぎっしり。
小分けされているので湿気ず長く楽しめそうだ。
左上から、のり、チーズ、えび、サラダ、醤油。
これも好い酒の肴になりそうだ。
もうひとつのお土産は、日本酒。
とてもお得だったので、お家籠り用にまとめ買いしたのだそうだ。
新潟県長岡市の関原酒造が醸す、長岡藩 越後杜氏 純米酒。
初めて見る酒だ。
調べてみると、享保元年(1716年)創業の歴史ある蔵。
それにしても、お菓子もお酒も新潟産とは、友人は新潟に何か関係があるのだろうか。
長岡には久保田を飲みに何度か訪問し、新潟県産の色々な酒を飲んだが、この酒蔵は知らなかった。
吟醸系の酒はワイン用のグラスで飲んでいるが、純米酒は二種類のぐい呑みで味わうことにする。
一つは富山県高岡市の、錫100%で造られた能作のぐい呑み。
飲んでいる間、最後まで酒の温度が変わらないのが嬉しい。
酒の旨みが出て、円やかな飲み口だ。
陶器のぐい呑みで飲むと、不思議なことにキリリと引き締まった辛口に感じる。
次回はワイングラスも形を変えて飲み較べてみることにしよう。
酒器によって味わいが変わることを実感した、楽しいお家日本酒でした。