代官山の邸宅イタリアン、『リストランテASO』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
今夜はフランチャコルタの名門、バローネ・ピッツィーニのフランチャコルタを味わうお祭り、”アニマンテ・ナイト”。
いよいよアニマンテの3ℓボトル、ジェロボアムが抜栓される時間となった。
篠﨑支配人が慎重に抜栓。
新しいグラスに注がれ、テーブルに届く。
アニマンテはバローネ・ピッツィーニの顔とも言えるスタンダード・キュヴェのフランチャコルタ。
”アニマンテ”は、”元気づける”、”活気に満ちる”という意味で、今の暗い世の中にまさに必要な言葉。
ドルチェは、キャラメルショコラとマスカルポーネのムース。
合わせるフランチャコルタは、ロゼ、2015年。
フランボワーズや薔薇の花の香り。
バローネ・ピッツィーニの特徴である綺麗な酸とミネラル。
洗練されたボディのブリュットだ。
セパージュはピノ・ネロ80%、シャルドネ20%。
ピノ・ネロは一週間コールドマセレーションされている。
熟成は、ステンレスタンクとバリックで6ヶ月、瓶内で30~40ヶ月と長い。
ドルチェと一緒に味わうと、これがなかなか合って美味い。
チョコレートの壁を崩すと、ムースが姿を現す。
サクランボのソースには、リモンチェッロがアクセントとして入っている。
パスティッチーニの箱が届く。
好きな菓子を選ぶと、ガラスの器の上に並べられる。
お供はコーヒー。
そして〆はフランチャコルタ・ロゼ、2015年。
ディナーを終えると、彼女の化粧直しを待つ間、レセプション横のソファで一休み。
篠﨑支配人と今夜の料理やフランチャコルタについてお話しするのも楽しい。
『リストランテASO』を出ると、旧山手通りを渡り、向かいのT-SITEへ。
目的はファミマ。
振り向くと、生垣の間から『ASO』の文字。
彼女の朝食用のサラダを幾つか購入。
蔦屋書店の本の展示はジャンル別になっていて、見やすくとても面白い。
T-SITEを出ると、『リストランテASO』に別れを告げて帰途に就く。
彼女と過ごす代官山の夜は素敵に更けていきました。