銀座の広東料理の名店、『銀座 芳園』で彼女と過ごす楽しいランチの続き。
前菜9種の盛り合わせ。
上から時計回りに、エダマメ、タケノコ、大根、叉焼、スペアリブの叉焼、腸詰、無花果、貝柱。
そして真ん中が花椒落花生。
叉焼二種の食べ較べが面白い。
蜂蜜に漬け込んで焼いたスペアリブの叉焼は、このお店の名物。
抗火石を300℃に熱した特注釜で焼き上げられている。
飲んでいるワインは、グーウェ・アンリ、シャンパーニュ、ブリュット。
セパージュはシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエが1/3ずつで、瓶内で5年間熟成させた美味いシャンパーニュだ。
蟹肉入りフカヒレスープ。
温めながら食べるので、最後のひと匙まで熱々のスープを楽しむことが出来る。
中にはフカヒレと蟹がたっぷり。
グーウェ・アンリ、シャンパーニュ、ブリュットは最後のグラスとなってしまった。
「次は白、それとも赤にする?」と私。
「もう少しシャンパーニュを飲みたいな」と彼女。
点心三種蒸しが届く。
上から時計回りに、蟹焼売、フカヒレの蒸し餃子、海老の蒸し餃子。
黒酢を付けて食べる。
ここの点心も美味い。
支配人に頼んだ、二本目のシャンパーニュが届く。
ローラン・ペリエ、ラ・キュヴェ、ブリュット。
このキュヴェのマグナムがイギリスのチャールズ皇太子の結婚式晩餐会で使われたことでも有名。
柑橘系の爽やかな香り、綺麗な果実味と酸とミネラルの融合。
まさにエレガントでフレッシュでバランスの良いシャンパーニュだ。
セパージュは、シャルドネ50~55%、ピノ・ノワール30~35%、ピノ・ムニエ15~20%。
瓶内熟成期間は4年以上と長い。
北京ダック。
二本あるのが嬉しい。
中にはパリっと焼かれた皮。
北京ダックも高温の特注窯で焼かれている。
メイン料理は二種から選ぶことが出来る。
彼女は、海老と季節野菜の塩炒め。
私は、バルサミコ黒酢の酢豚。
この酢豚、濃厚なバルサミコ黒酢がとても美味い。
〆も揚州炒飯(五目炒飯)と担々麺から選ぶことができる。
二人とも担々麺を選択。
デザートは、杏仁豆腐と胡麻団子。
たっぷりシャンパーニュを飲んだ後のスイーツは美味しい。
食後の飲み物は、彼女は烏龍茶、私はジャスミン茶。
彼女は温かい烏龍茶を飲みたかったそうなので、急いで追加注文。
支配人はポットで持ってきてくれ、私にも温かい烏龍茶を注いでくれた。
心地良いサービスが嬉しいお店だ。
これで、銀座とはしばらくお別れ。
家籠りの日々が続くこととなる。
彼女と過ごす、銀座での美味しく楽しい午後でした。