友人達と浅草散策、墨堤でのお花見から鮨屋でランチ、鮨勝、今戸 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今週初めのこと、友人達と浅草で待ち合わせ。

 

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前日までの暖かい好天が嘘のような、寒い曇天。

もっと厚着をして来ればよかったと思いながら、待ち合わせ場所に向かう。

 

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このご時世、何時もは人でごった返している雷門前も、人はまばら。

聞こえる言葉も日本語ばかり。

丁度大提灯の付け替え中なので、雷門から仲見世が見渡せるのが不思議な感じ。

 

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待ち合わせ場所は浅草1-1-1、神谷バーの前。

卒業式帰りの女学生が何人も通り過ぎる。

袴姿が可愛いが、皆さんの会話は、「寒いね」。

 

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メンバーが揃い、吾妻橋を渡り墨堤に向かう。

今日のメンバーは、ちぃさん、naonaoさん、pink bouquetさん、そして私。

 

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墨堤の桜は満開一歩手前。

スカイツリーを背景に、写真撮影。

 

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墨堤に到着すると、バッグから日本酒を取り出す。

これは二日前に奥多摩に行った時に、今日のために小澤酒造で買ってきたこの季節の限定酒、澤乃井 花見新酒。

 

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ボトルは桜色だが、中身は無色透明。

左端はnaonaoさん用で、後の三つはちぃさんとpink bouquetさんと私のカップ。

 

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四人で乾杯。

やはり桜には花見酒が必要。

 

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桜にも乾杯。

 

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例年は墨堤にはぎっしりとブルーシートが敷かれ、多くの花見客が宴会をしているが、今年は禁止。

歩きやすいのは良いが、やはりこんなに人出がないと寂しいものだ。

 

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菜の花も綺麗に咲き揃っている。

桜橋を対岸に渡り、台東区立体育館脇を抜け、今戸方面に進む。

 

ランチのお店に行く前に、ちょっと寄り道。

今戸に来れば、パワースポットとして有名な今戸神社にお参りしない訳にはいかない。

浅草名所七福神の中の福禄寿の神社。

そして縁結びの神社であり、招き猫の神社でもあるのだ。

(写真は今戸神社のH.P.からお借りしました。)

 

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境内には至る所に招き猫。

ここは今戸焼発祥の地であり、今戸焼では動物の焼き物製作が盛んだったことから、招き猫の焼き物が生まれたと言われている。

 

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本殿の横には、”今戸焼発祥之地”の石碑と、”沖田総司終焉之地”の石碑。

新撰組の沖田総司は結核を患いここで療養していたが、薬石効無く生涯を閉じたとのこと。

 

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今戸神社を出ると、『鮨勝』に向かう。

ここは若い頃に通っていた鮨屋で、先代は業界ではちょっと有名な寿司職人。

ワシントンで開催されるサクラ・フェスティバルで日本を代表して鮨を握ったり、ゴルフはセミプロの腕前で、ジャンボ尾崎の師匠、林由朗さんと何時もラウンドしていた人物。

 

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先代は数年前に引退し、息子の代になって店も建て替えたばかり。

私は三年半ぶりの訪問なので、この新店に来るのは初めて。

先代の頃からの職人さんに聞くと、先代は三年前に亡くなったとのこと。

前回私が訪問した時には先代がわざわざ店に来てくれて旧交を温めたが、そのすぐ後に他界されたのだそうだ。

 

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最初はビールで乾杯。

 

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場所柄、ビールはアサヒ。

ビールのお供は、烏賊の煮付け。

これが薄味でなかなか美味い。

 

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naonaoさんが新しく手掛けられる、Naonao Sweetsを見せてくれた。

グルテンフリー・ヴィーガンにこだわり、添加物を一切使用していないのだそうだ。

 

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naonaoさんの活動領域はどんどん広がり、このスイーツの販売開始が待ち遠しい。

今戸の鮨屋、『鮨勝』で友人達と過ごす楽しい午後は続きます。