小澤酒造の酒蔵見学と試飲を終えると、青梅街道をくぐるトンネルを抜け、澤乃井園にある唎酒処に移動。
『澤乃井唎酒処』には、今日の唎酒用の日本酒が並ぶ。
本日の唎酒リストをチェック。
唎酒をすると、手前に置いているぐい呑みをもらえるのだそうだ。
更に二杯目は100円引き、要するにこのぐい呑みを100円で買うということ。
カウンターには、唎酒用のボトルがずらりと並ぶ。
まずは他所では飲むことが出来ない限定品、熟成純米古酒 蔵守 2013年。
少し琥珀色になっている。
皆さんそれぞれ好きなお酒を選び、四人で乾杯。
今日のメンバーは、ちぃさん、茶目子さん、ピエールロゼさん、そして私。
唎酒処に置いてあったおつまみは私から。
澤乃井園の売店でわざわざ買ってきてくれた板わさはピエールロゼさんから。
大吟醸ワサビ漬けがとっても辛くて美味しい。
二杯目は会員店限定商品、純米吟醸 春の雪 ささにごり。
うすにごりはフレッシュでフルーティーで美味い。
小澤酒造の唎酒処で唎酒を終え、売店で気に入った日本酒を買うと、青梅線で小沢駅から鳩ノ巣駅に移動。
鳩ノ巣には大好きな蕎麦屋、『一心亭』があったが、今は店を閉じ移転してしまった。
そこで今回は、『そば処 鳩美』に行くことにする。
店の前には、多摩川に流れ込む小川。
その上には、青梅線の架橋。
横から見ると橋桁が薄く、ちょっと怖い感じ。
予約不可の人気店なので、待つこと覚悟で入店。
三組目だったが、お昼を過ぎた時間だったので次々とテーブルが空き、数分の待ち時間で着席。
まずはビールで乾杯。
ビールのお供は、沢庵。
テーブルのすぐ隣で蕎麦打ちが始まった。
この蕎麦が私たちに出されるのだろうと思うと、凝視してしまう。
ビールを飲み干すと、澤乃井 本醸 生を飲むことに。
『鳩美』の前には広い公共駐車場があり、ほとんどの客が車で来るためか、お酒の種類は少ししか置かれていない。
『一心亭』では澤乃井と多摩自慢の吟醸酒や純米酒が置かれていたが、ここでは冷酒はこの本醸 生だけ。
それでも仲良しのみんなで飲むと楽しく美味しい。
度々の比較で申し訳ないが、『一心亭』では鮎の塩焼きや天麩羅で飲んでいたが、ここに酒の肴のメニューは無い。
そこで、かつ丼をご飯抜きにしてもらい、酒の肴にすることに。
これが美味しくて正解。
とろろそばが届く。
ここの一番人気の蕎麦。
蕎麦の量が少なく見えるが、深いざるにぎっしり入っているので、かなりのヴォリューム。
『砂場』のざると較べると、三枚分くらいあるのではないかと思う。
蕎麦つゆの上にはたっぷりのとろろ。
これは美味い。
わざわざ鳩ノ巣まで食べに来た甲斐がある。
食後は蕎麦湯をもらい、一滴も残さず完食。
友人達と過ごす楽しい奥多摩の旅は続きます。