高円寺で友人達と過ごす楽しい夜の続き。
今夜のメンバーは、ちぃさん、ピエールロゼさん、そして私。
鮨の名店、『波やし』を出ると、もう少し飲もうということで、皆さんを駅前の怪しい路地にご案内する。
路地をずっと進み向かったのは、「大一市場」。
この中には色々な居酒屋が軒を連ねている。
その奥まった一角にあるのが目的のお店、『WHALE(ホエール)』。
人気店だが、さすがに時間が遅いので、店内にはお嬢さんたち一組だけ。
白ワインを一本抜栓。
三人で、今夜何度目かの乾杯。
イタリア、ヴェネト州のジャンニテッサーリ、シャルドネ、2018年。
ジャンニテッサーリは、2013年にジャンニ・テッサーリ氏が既存のワイナリーを譲り受けて設立した、家族経営のワイナリー。
ワインのテイスティングノートを書きたいところだが、全く記憶が無い。
このお店の料理は面白い。
色々な国の料理が揃っているのだ。
これは、フォカッチャ付きのフムス。
フムスはひよこ豆をベースに、ニンニク、白胡麻ペースト、オリーブオイル等々を入れて練り上げたペースト。
ギリシャやトルコではよく食べたので懐かしい。
鰯のマリネ。
メニューにどの国の料理か記載されているが、フムスにはイスラエル、鰯のマリネにはフランスと書かれている。
お隣のお店はお客さんで満席。
人気の宮崎辛麺のお店のようだ。
『WHALE』のマスターにお隣の料理をここで食べても良いかと聞くと、「どうぞ」とのこと。
ピエールロゼさんが買いに行ってくれる。
これが『宮崎辛麺劇場』の、宮崎辛麺、ライス付き。
ちぃさんによる麺リフト。
麺は中華麺ではなく、こんにゃくのような不思議な麺。
一つのラーメンを三人でどうやって食べようかと思っていると、『WHALE』のマスターが小鉢と割り箸を三セット出してくれた。
余りの辛さに、私は悶絶。
ご飯も投入し、スープを飲もうとするが、舌が痛くてもう無理。
気が付くと先客のお嬢さんたちももう居ない。
随分夜が更けてしまった。
大一市場の客の姿も随分少なくなっている。
結局家に帰りついた電車は終電に近かった。
大一市場を出た後の記憶は若干置き忘れてしまったが、無事帰宅できて良かった。
友人達と過ごす高円寺の楽しい夜でした。