今夜のディナーは何時ものイタリアンで、トラットリア・ミケランジェロ、広尾 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

三月上旬のこと、お気に入りの広尾のイタリアンで彼女と待ち合わせ。

 

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私は時間があったので、東京ミッドタウンでショッピング。

そして六本木ヒルズにも移動してショッピング。

ショッピングを終えると、六本木駅から広尾駅に移動。

 

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広尾駅から地上に出ると、新しいお店の前に長い列。

ここは「神戸屋ベーカリー」の跡地で、「トリュフ・ベーカリー」は10日程前(3月1日)に開店したばかり。

 

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まだ時間が少しあったので、広尾プラザでウィンドウ・ショッピング。

 

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外苑西通りを西麻布方面に歩き、今夜のお店に向かう。

ビルの一階にあるのが、姉妹店の『カフェ・ミケランジェロ』。

 

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その地下にあるのが今夜の目的のお店、『トラットリア・ミケランジェロ』。

二人のお気に入りのイタリアンだ。

 

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外階段は使わず、『カフェ・ミケランジェロ』の内階段を使って地階に下りる。

 

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開店時間の5分前に到着したが、既に先客が二組。

一時間後には満席となった。

 

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私達の席は何時もの一番奥のテーブル。

今夜は私が先に着いたと思いながらテーブルに向かうと、後ろから「同時だったわね」と彼女の声。

 

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驚いて飛び上がってしまった。

店の前で私を見付け、後ろを付いてきたのだそうだ。

 

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早速スプマンテで乾杯。

今夜のコース料理のテーマは、ピエモンテ州。

そこでワインもピエモンテ州のもの。

コッキ、アスティ、スプマンテ、DOCG。

コッキはピエモンテ州、アスティに本拠地を置き、創業は1891年。

 

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きめ細かな泡立ち。

アスティらしい甘い蜜の香り、甘い果実味と酸味のバランスが良い爽やかな飲み口。

ぶどうは、モスカート・ビアンコ100%。

 

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最初のアンティパスト・フレッドは、バーニャカウダ。

ソースは熱々。

 

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色とりどりの野菜が美しい。

 

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イタリア産のニンジンは甘みが強い。

ビーツ、セロリ、ロマネスコ、トレビス、ルッコラ、新鮮な野菜にソースを掛けて食べると最高に美味い。

残ったソースは、フォカッチャ用にとっておく。

 

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白ワインは、フラテッリ・ジャコーザが造る、ガヴィ、DOCG、2018年。

フラテッリ・ジャコーザは、バローロ、バルバレスコの生産でも有名。

 

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色合いはモスグリーン。

綺麗な果実味と酸のバランスが良く、後味にはグレープフルーツの微かな苦味。

ぶどうはコルテーゼ100%。

 

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ガヴィが前菜にも良く合って美味しいので、グラスをどんどん重ねてしまう。

 

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焼きたてフォカッチャも届く。

バーニャカウダソースを付けて食べると美味い。

 

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第二のアンティパスト・フレッドは、ヴィテッロ トンナートとカルネクルーダ。

自家製のグリッシーニとブリオッシュが添えられている。

 

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ヴィテッロ トンナートは、仔牛肉のツナソース掛け。

ヴィテッロ(仔牛)のローストビーフが柔らかくて美味い。

トンナートはツナとマヨネーズやシェリーヴィネガーで作る、ピエモンテ州のソース。

 

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カルネクルーダは、カルネ(肉)とクルーダ(生)で、生の牛赤身肉で作ったタルタル。

カルネクルーダにはグリッシーニが欠かせない。

ピエモンテ州の名物料理だ。

 

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私が二人の皿に取り分ける。

今夜の新村シェフの料理も素晴らしい。

彼女と過ごす、広尾のイタリアン、『トラットリア・ミケランジェロ』での楽しい夜は続きます。