代官山のイタリアンの名店、『リストランテASO』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
今夜は赤ワインも素晴らしい。
ピエモンテ州のテヌータ・カレッタが造る、カッシーナ・ボルディーノ、バルバレスコ、2011年。
テヌータ・カレッタは1467年創業で、550年以上の歴史を誇る名門。
ロエロ地区、モンフェッラート地区に65haの畑を持つのに加え、バローロ地区の最高の区画、カンヌビに2.6haの畑を保有している。
久し振りに飲む上質のバルバレスコ。
チェリーの香り、スミレやバラのニュアンス、強いが果実味に綺麗に溶け込んだタンニン。
木樽で12ヶ月、瓶内で6ヶ月の熟成の後、リリースされている。
ダウンライトが二方向から当たっているようで、二つの光の像が現れた。
ピノ・ノワールと並んでネッビオーロが結ぶ像も美しい。
今度は、焼きあがった肉を切り分けたものが披露される。
骨付きのアンガス牛リブロース、”トマホーク”の炭火焼き、青胡椒風味のソース。
旨味が凝縮された赤身肉が素晴らしい。
遠藤支配人が肉を盛った皿と共に現れ、もっといかがですかとのことなので、この倍の量を食べてしまった。
付け合わせは、栗と紫芋のロースト。
甘みがあって美味い。
牛のリブロースとも良く合いバルバレスコが美味しいので、どんどんグラスを重ねてしまう。
ドルチェは、苺のミルフィーユ。
パリパリのパイに挟まれたフレッシュな苺が美味い。
食後には、再びフランチャコルタ。
飲んでいるのは、ベラヴィスタが造る、フランチャコルタ、アルマ、グラン・キュヴェ、ブリュット。
パスティッチーニが届く。
「やっぱりASOは料理も素敵だし、今夜のワインも良かったわね。何時もはシャンパーニュだけどベラヴィスタも美味しかったし、赤はバルバレスコで幸せ」と彼女。
「あんなエンターテインメント性も盛り込まないといけないなんて、高階シェフも大変だね。でも楽しかった」と私。
料理にもワインにも満足し、店をあとにする。
旧山手通りを渡り、向かいのT-SITEに向かう。
ここにはファミマが入っているのだ。
彼女の朝食用のサラダを幾つか購入。
お腹がいっぱいなので、旧山手通りを下り、恵比寿駅まで散策することにする。
先ほどまで食事をしていた『リストランテASO』、いや正確にはそのカフェ部門の『カフェ・ミケランジェロ』が明るく輝いている。
駒沢通りに出ると、街を行く人も多くなる。
このままずっと歩いていたくなる。
彼女と過ごす、代官山、そして恵比寿の夜は素敵に更けていきました。



















