一月のこと、彼女と広尾のお店で待ち合わせ。
待ち合わせのお店は、『トラットリア・ミケランジェロ』。
最近のお気に入りのお店。
私達はお気に入りとなったお店に通ってしまう傾向がある。
外苑西通りの外階段から直接地下のお店に入ることができるが、一階にある姉妹店、『カフェ・ミケランジェロ』から内階段で行く方が好きだ。
『カフェ・ミケランジェロ』の前には、色々なイヴェントの案内。
そしてスノーマンも。
地階の『トラットリア・ミケランジェロ』の内装は、地下のカーヴといった感じ。
実はこの店の前身は、『ル・キャーヴ・ド・ひらまつ』なのだ。
煉瓦張りの壁には、イタリア各都市のポスター。
トラットリアなので、テーブル・セッティングもシンプル。
でも、カトラリーは高級品。
ASOの名前入りで、ホールマークも付いている。
このお店は代官山のイタリアンの名店、『リストランテASO』の系列店なのだ。
彼女が到着し、スプマンテで乾杯。
乾杯のワインは、ガロフォリ、スプマンテ、ブリュット。
ガロフォリはマルケ州ロレートに本拠地を構える1871年創業の家族経営のカンティーナで、現当主は4代目。
熟した洋ナシや桃の香り。
フレッシュな酸を持つ、爽快な切れ味。
シャルマ方式で造られているが、細かな泡立ちが印象的。
ぶどうは、マルケ州の地ぶどう、ヴェルディッキオ100%。
アンティパスト・ミストが届く。
今夜はマルケ州の料理のコース。
アスリコ風オリーブ。
オリーブの種を抜き、その後に豚肉のミンチを詰めてフライにしたもの。
マルケ州の定番の前菜なのだそうだ。
パンツァネッラ。
焼いたパンの上に、茨城産のフルーツトマトとバジルを乗せたもの。
シンプルだが美味い。
ポルケッタ。
ローズマリー、タイムやバジルを巻き込んで焼き上げたローストポーク。
ポルケッタは元々は仔豚の丸焼きのこと。
フォカッチャとグリッシーニ。
フォカッチャにはE.V.オリーブオイルが掛けられている。
イカのリピエノ。
熱々の状態でフライパンで届く。
イカ、エビ、スッキーニ等のリゾットをイカに詰め、トマトソースで煮込んだもの。
要は洋風イカメシ。
イカを縦に二等分し、彼女の皿と私の皿に盛りつける。
「貴方は何時も綺麗に盛り付けてくれるから好きよ」と彼女。
「評価しているのはそれだけなの」と私。
返ってきたのはチャーミングな笑み。
彼女と過ごす、広尾のイタリアン、『トラットリア・ミケランジェロ』での楽しい夜は続きます。
















