彼女と過ごす、クロアチア、ドゥブロヴニクの楽しい旅の続き。
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⇒ドゥブロヴニクの旅、ディナーはママズ・ポット、そしてロヴリイェナツ要塞
ドゥブロヴニク旧市街で一日を過ごした日の翌日の朝。
ウィーンに戻るフライトは午後なので、今日も午前中は旧市街に行き、見残した場所の観光をしてブランチを食べる計画だった。
でも彼女は旧市街はもう充分なので、ホテルでのんびりしてランチを食べたいとのこと。
お昼前にレストランに行くと、眺めの良いテラス席は既に満席。
しかも皆さんタバコを吸われているので、誰もいない室内で食事をすることにする。
壁は、旧市街の目抜き通り、プラツァ通りの夜景の写真。
まずはミネラルウォーター。
クロアチアのジャムニカ。
ここのテーブル上の薬味は、オリーブオイルとワインヴィネガー、それと塩・胡椒。
バルサミコは置かれていない。
選んだワインが届く。
ヴィナ・ラグナが造る、フェスティジャ、マルヴァジア、2015年。
コルクの状態はとても良い。
ドゥブロヴニクと書かれていないので、どの地方のワインか裏ラベルをチェック。
イストラと書かれているということは、イストリア半島のワインだ。
イストリア半島はアドリア海の奥、トリエステのすぐ南にある半島で、クロアチア、スロベニア、イタリアの三か国に跨っている。
料理の注文は彼女に任せ、私は予約した空港までの車の時間をレセプションで確認。
テーブルに運ばれてきたのは、フライドカラマーリとフレンチフライ。
何だかアメリカのジャンクフードっぽい。
カラッと揚がった新鮮な小イカが思いのほか美味い。
イカの次は、オクトパスサラダ。
タコがゴロゴロ入っている。
ドゥブロヴニク到着の初日にもオクトパスサラダを『グロリイェット』で食べたが、こちらの人はタコがお好きなようだ。
サラダは私が取り分け。
二人に取り分けてもこんなに量がある。
続いてパスタが届いたので驚いた。
「昨日旧市街で食べたパスタが美味しくなかったのに、また頼んだの」と私。
「昨日のお店のパスタは問題だったわね。だから今日は美味しいパスタを食べたかったの」と彼女。
この麺は何という名前なのだろう。
エビがいっぱい入っていて美味しそうだ。
今日のランチはイカ、タコ、エビとシーフード尽くし。
食べてみると・・・、茹ですぎ。
「ごめんね。リゾットにすればよかった」と彼女。
「うん、でもエビのソースは美味しいよ」と私。
食事を済ませると、迎えの車に乗りドゥブロヴニク空港に向かう。
チェックインとエミグレを済ませると、免税店をチェック。
クロアチアの名産品コーナーにはオリーブオイルや蜂蜜。
クロアチア・ワインも充実。
値札を見て安いのでびっくり、と思ったら、クーナではなくユーロ表記。
オーストリア航空のラウンジで、搭乗までの時間を過ごすことにする。
彼女と過ごす、楽しいドゥブロヴニクの旅は続きます。