昨年12月下旬のこと、彼女と日比谷の『ティム・ホー・ワン』で待ち合わせ。
私は今まで三度並んで三度諦め、一度も入店したことがない。
彼女によると、「夕方早い時間なら行列はできていない」とのことなので、15時半に待合せることにした。
オフィスを早退して付き合ってくれる彼女に感謝。
15時20分に店に着くと、行列は無くすぐに入店できるとのこと。
30分まで待っても彼女が来ないのでメッセージを送ると、外は寒いので日比谷シャンテに居るとのこと。
彼女を待ってテーブルに着く。
「もうお腹が空いて倒れそう」と彼女。
「え、ランチを食べていないの?」と私。
「だってティム・ホー・ワンに行くならお腹を空かせておかないと」と食べる気満々の様子。
料理を注文し、濃いプーアール茶を飲みながら待つ。
私は生ビール、彼女はジョニ黒のハイボール。
何時もショーコさんが嘆いているとおり、ここにはビールとハイボールしかなく、紹興酒もワインも置かれていないのだ。
一緒に届いた料理は、海老の蒸し餃子。
黒酢を頼むと、すぐに持ってきてくれた。
温菜。
季節によって野菜の種類は変わるようだ。
湯葉巻きオイスターソース蒸し。
「美味しいから、君が二本食べていいよ」と私。
「三本目は半分に切って食べましょ」と彼女。
温レタス。
これも飲茶で好きなメニュー。
チャーシューのチョンファン。
他に海老と黄ニラのチョンファン、牛挽肉のチョンファンもある。
彼女はチョンファンが好きなので三種類とも食べたいと言うが、そんなことをしたら他の料理が食べられなくなるので、次回にしようと却下。
私はギネスを追加。
彼女は、「ビールは飲みたくないの。このあとワインを飲みに行きましょうね」とのこと。
ベイクド・チャーシュー・バオ。
食べてみると、結構甘い。
これはデザートとして食べた方が良さそうだ。
「三つめは半分に切るね」と私。
「ううん、これは貴方に二つあげる」と彼女。
『ティム・ホー・ワン』の料理は期待に違わずとても美味い。
飲茶は料理が出てくるテンポが良いのも好きだ。
チョンファンのソースを掬おうとしても、厚みのあるレンゲでは無理。
それを見たマネジャーらしき方が、「ソースを持ってきます」と、ソースが入った椀を二つ届けてくれた。
ポークのワンタン香辣黒酢。
黒酢のソースが絶妙で美味い。
ポークと海老の焼売。
茄子の海老団子揚げ。
これだけ食べるとお腹はもういっぱい。
満腹満足になって店を出る。
次に向かったのは、ゴジラ・スクエアの向こう側、東京ミッドタウン日比谷。
彼女の希望通り、ワインを飲みに行くことにする。
彼女と過ごす日比谷の楽しい午後は続きます。