ステーキの人気のお店、『ヒカル』を出た一行は、夜の那覇のディープな世界に歩を進める。
一行は、きゅーさん、ちぃさん、茶目子さん、ユックさん、そして私。
『ヒカル』には国際通りからタクシーで向かったが、皆さんお腹がいっぱいなので帰りは散策しながら市場本通りに向かう。
沖縄銀行本店には、クリスマスツリーを模したイルミネーション。
パレットくもじ前には、クリスマスツリー。
片側は星で、もう片側は月。
国際通りに入り、街ブラ。
沖縄料理のお店、『あんとん』が輝いている。
ここは、お菓子御殿。
本当に御殿のような建物だ。
御殿を守るシーサー像も立派。
国際通りの向かい側には、泡盛を販売する古酒家。
お土産に泡盛を買いたいと思う。
国際通りには、こんなお土産物屋さんが何軒も軒を連ねている。
ここにも古酒家があるが、どうやらこちらが本店のようだ。
皆さん、どちらに向かわれているのだろうか。
後ろを付いて歩く。
茶目子さんとユックさんが先導し、どんどん怪しげな路地に入っていく。
路地が入り組んでいるので、写真を撮っていると皆さんの姿がふっと消え、慌てて左右の路地を覗き込み、後を追う。
このお店は随分賑わっている。
どうやら探していたお店が見付かったようだ。
前方にそのお店、『丸高ミート』の看板が見える。
目的のお店の近くには、オリオン生ビール299円の魅力的な看板。
どのお店も楽しそうで、どんどんハシゴで巡りたくなる。
茶目子さんとユックさんが探されていたのは、『丸高ミート』が経営する、『肉バル 透』。
手前のおじさんが『丸高ミート』オーナーのお父さんで、奥の若い方がこのお店を運営する息子さん。
冷えた白ワインで乾杯。
飲んでいるワインは、チリのサンタ・カロリーナ、シャルドネ、2018年。
なにか食べ物を注文しなければと思うのだが、皆さんお腹いっぱいで何も食べることができない。
ステーキハウスの『ヒカル』で食べ過ぎてしまった。
するとお父さんが、これでもつまんでね、とサイコロチーズとクラッカーをサービスで出してくれた。
ここは国産ウイスキーが揃っている。
イチローズモルトを見付けたので注文したが、切れていた。
するとお父さんが何も言わずにスッとこのグラスを出してくれた。
ボトルを見ると、響の12年。
サービスのウイスキーだけでは申し訳ないので、スコットランド西方のスカイ島で造られる、タリスカーの10年をお願いし、皆さんに響と飲み較べてもらう。
響は完成された円やかなバランス、そしてタリスカーは強いヨード香、違いがはっきり分かる面白い飲み較べだ。
それを見ていたお父さんが、「ウイスキーが好きなんだね。じゃあ、これも飲んでみて」とまたまたシングルグラスを目の前に置いてくれる。
結局これが何だったのかは教えてくれなかったが、日本のブレンデッドだったと思う。
とても親切なお父さんに、「明日の夜にまた来ます」と挨拶し、店を出る。
ホテルへの帰り道、ファミマでミネラルウォーターと朝食用のお握りやパンを購入。
明日は早朝出発なので、ホテルの朝食を食べることができないのだ。
友人達との楽しい沖縄の旅は続きます。