『つな八銀座』で開催された「オーストラリア・ニュージーランド ワインと天麩羅の会」が終了し、松屋銀座を出ると、もう一杯飲んで帰ろうということに。
中央通り(銀座通り)を渡り、マロニエ通りに入る。
ブルガリには冬の風物詩、セルペンティが取り付けられている。
イルミネーションが青からグリーンに変わるのをしばし眺める。
マロニエ通りからガス灯通りに左折し、皆さんをご案内したのは銀座のスペイン料理の老舗、『エスペロ』。
階段を二階に上り、この扉を開けると、そこはもうスペイン。
さっそくみんなで乾杯。
メンバーは、Chocolatさん、ちぃさん、ひさちゃん、ピエールロゼさん、りりかさん、そして私。
左奥からグラスを差し出すりりかさんの手がとんでもなく長く見えるのが不思議。
ワインは私が選ばせていただいた。
王道のリオハ、ヴィニャ・エルミニア、クリアンサ、2014年。
クリアンサは24ヶ月以上熟成(内、樽熟成6ヶ月以上)させたワインの規格。
セパージュは、テンプラニーリョ85%、ガルナッチャ15%。
いっぱい飲んできているので、グラン・レゼルバでは重すぎると思い、クリアンサを選んだ。
コルクの状態はとても良い。
ミックスサラダ、バレンシア風。
ドレッシングのお勧め書きが付いてきた。
天麩羅のフルコースを食べてきた後には、こんなサラダが美味い。
誰かが取り分けてくれたが、記憶に無い。
『三ぶん』で日本酒を飲み、『つな八銀座』でたっぷりワインを飲んでいるので、この辺りで記憶が途切れている。
マッシュルームのアヒージョ。
もうだいぶ減っている。
スペイン産タコのガリシア風。
スペイン産のタコが輸入されているとは驚き。
日本は世界のタコ消費量の60%を占めるが、自給率は30%程度。
輸入の内、モーリタニア産とモロッコ産が70%を占める。
ところが乱獲が祟りアフリカ西海岸での水揚げ量は減る一方に加え、日本食・健康食ブームで欧州諸国でのタコ消費量が増加。
モーリタニアのタコ漁は日本が技術指導したにもかかわらず、近場でより高く買ってくれる西欧への出荷がどんどん増え、結果、日本のタコの価格が高騰しているのだ。
スペインオムレツ。
私もしっかり食べたようだ。
『エスペロ』を出ると、有楽町駅前で解散。
私は意識朦朧としながらも、銀座マリオン前を通り、数寄屋橋方面に向かったようだ。
記憶は無くても、写真の記録は残っている。
ここからメトロに乗り、無事帰宅。
友人達と銀座で楽しく飲み過ぎた夜でした。