昨年10月のこと、彼女と恵比寿で待ち合わせ。
二人が大好きなフレンチのお店でディナーの約束。
車で向かった先は、代官山の『メゾン ポール・ボキューズ』。
代官山フォーラムの中庭の階段を下ってレセプションに進み、先﨑支配人と原田マダムに迎えられる。
予約時間より少し早く着いたので、バーで一休み。
お隣のラウンジではディナーの後にデセールやディジェスティフを楽しむこともできる。
先﨑支配人に先導され、長い廊下を歩き、今夜のテーブルに向かう。
メインダイニングで大友ソムリエに迎えられ、席に着く。
テーブルには何時ものセッティング。
最初のボトルは、シャンパーニュ。
ドゥラモット・ブリュット、プール・ヒラマツ。
サロンの姉妹メゾンが『ひらまつ』のために造るスペシャル・キュヴェ。
シャンパーニュのお供は、熱々のグジェール。
『メゾン』のグジェールはチーズの香りが豊かで美味い。
アミューズ・ブーシュはスープ。
カボチャのポタージュ、トリュフ入り。
クルトンが別に届く。
文句なく美味い。
温かなスープが身体に染み渡る。
「メゾンは大好きなので嬉しいわ」と彼女。
「僕はどうしてもグランメゾン東京の映像が重なって今にも尾上菊之助が出てくるんじゃないかと思ってしまうよ」と私。
鴨のドディーヌ、フォアグラ入り。
レアのフォアグラのテリーヌ、ピスタチオ風味。
添えられているのは、リンゴのピュレとポルトのソース。
大友ソムリエがフォアグラにはアルザスの白を用意してくれていた。
トリンバックが造る、ピノ・グリ、キュヴェ・パルティキュリエール、プール・ヒラマツ、2014年。
「トリンバックならフォアグラにはゲヴェルツトラミネールを合わせるのかと思った」と私。
「甘さがお苦手だと考え、ピノ・グリを選びました」と、彼女の方を見ながら大友さん。
「トリンバックのピノ・グリは好きだわ」と彼女。
甘いワインが苦手だということをソムリエが覚えてくれていたので、彼女は嬉しそう。
素晴らしい果実の凝縮感。
活き活きとした酸とミネラルが印象的。
フランスの全三ツ星レストランにオン・リストされているだけあって、さすがの実力派ワインだ。
フォアグラには、粗挽きの黒コショウとゲランドの塩が出される。
焼きたてのブリオッシュも届く。
フォアグラとブリオッシュの組み合わせは王道の美味しさ。
フォアグラのお供は、クルミとアンディーブのサラダ。
今夜の入砂シェフの料理も素晴らしい。
代官山のフレンチの名店、『メゾン ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。





















